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2015.09.10

山梨県で里モニ体験調査研修会を開催しました。

icon_takagawa.jpg 市民活動推進室の高川です。
 
里モニは、里やまなど地域の身近な自然を市民自身が主役となって記録し続けることで、その価値や魅力を再発見し、科学的なデータを保全に役立ていくための取り組みです。
自然観察指導員や関心のある一般の方々を主な対象に、山梨県内で初めてとなる里モニの研修会を9月5日に開催しました。
 
 
当日は、環境省と共同で進める「モニタリングサイト1000里地調査」に協力する山梨県内の3団体の皆さんにも参加いただき、日ごろの活動を紹介いただきました。また野外実習も行い、全国の調査地で統一的に行われている植物相調査の体験をしていただきました。
 

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調査では、観察会とは異なって、観察路上で花を咲かせる植物を1種も逃すことなく見つけ、記録していかなくてはなりません。参加者の大半が植物の名前もほとんど知らないビギナーだったため、ひとまず自分たちで好きな名前をそれぞれの植物につけてもらい、ベテラン指導員さんにも指導してもらいながら記録していきました。
 
図鑑とにらめっこしながら進む参加者からは、「あ、ここにも知らない花が!」「え、これとこの花は違う種類の植物なの?」と時折大きな歓声があがりました。咲いている花を見落とさぬよう丁寧に歩いていくことや、普段は観察会でも気にも留めない地味な花でも無視せず向き合い記録していくという体験が非常に新鮮だったようです。当日はこのほかに、調査データのまとめ方や活用の方法についてのミニ講座や、大分での複数調査サイト連携の取り組み紹介などを行いました。
 
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「調査」というと専門家がする難しい事のように思えますが、今回のイベントを通じて、きっかけさえつかめば普段の自然観察会の延長として市民でも十分取り組めるものだということが理解してもらえたのではと思います。
 
なお今回の研修会では、ここ数年で新しく自然観察指導員になられた方や、県内で森林管理や公園管理・野生生物保護に取り組む若い方々も多く参加されたのが印象的でした。
 
今後も同様の研修会を開催予定ですので、自身のボランティア活動やお仕事のステップアップにつなげたいという方のご参加を是非お待ちしております。
次回は10月3日に大分(詳細は>>>こちら)、1月23日(予定)に三重で開催予定です。
 
 

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