2015.03.02
2015年3・4月号(No.544) 特集:イヌワシが舞う森を未来に

今月の表紙
イヌセンボンタケとカタツムリの子ども
★会報フォトコンテスト優秀賞★
撮影・解説 林 昌尚
朽木にびっしりと生えた真っ白なキノコの上を這う、とても小さなカタツムリの子どもに出合いました。殻は透明で体の構造が透けて見えます。キノコを餌にするのか、ゆっくりとキノコの上を移動していました。その姿は『不思議の国のアリス』の一場面のように、キノコの森に迷い込んだ小さな妖精のような気がしました。身近な自然の中にも新しい発見や驚きがいつも待っています。
CONTENTS
★特集★
イヌワシが舞う森を未来に
NACS-J活動クローズアップ
●サンゴの状態が良好な辺野古の海で強行な埋め立て作業が始まってしまっています。
●イヌワシの衝突事故も起きている岩手県の風力発電所の増設計画に対応しています。
企業と取り組む自然観察会
★今日からはじめる自然観察★
この石ころどこから来たの?
河原や海岸に転がっている石ころは、どこから来たのでしょう?川の上流の方向には山はありますか? その山は火山でしょうか?地図を広げて、手の中の石ころのルーツに想いをはせてみてください。
★お便り 拡大版★
福島第一原発事故から4年が経とうとしています。
★シリーズ 新・生命の輪 53★
津波を乗り越え誕生したイトヨ新集
森の中にひっそりとたたずむ枯死木。よく見るとたくさんの生きものであふれています。この枯死木と生きものたちの関係が、少しずつ明らかになってきています。
★NEWSハイライト★
