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11月18日・福島県でシンポジウム「ユネスコエコパークと只見町の未来」開催されます

1970.01.01
告知
福島県と新潟県の県境の只見地方には、生物多様性の高いブナ林が広がっています。福島県の只見町は、この豊かなブナ林を守りながら、地域の未来を描き社会経済再生の手立てを進めていこうと、ユネスコエコパークの登録を目指しています。

ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)は、世界的に重要な自然が残り保護する必要があるとユネスコが認定する地域で、生態系の保全と自然の持続可能な利用の調和(=自然と人間社会の共生)を目的として登録されます。今年の7月には、国内で32年ぶりに宮崎県の綾町が登録され、注目を集めています。

11月18日、只見町が主催となって「只見ユネスコエコパーク(仮称)」の登録を目指し、ユネスコエコパークへの理解と地域住民の主体的な参加を呼び掛けるシンポジウムが開催されます。

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研究者やNGO、先進地の自治体の取り組みなどから、ユネスコエコパークについて最新の情報を学び、議論します。

NACS-Jからは綾の照葉樹林プロジェクトとして関わってきた「綾ユネスコエコパーク」登録までの経緯を詳しくご報告します。

当日18時からは交流会も予定されています。ユネスコエコパークにご関心のある方、ぜひご参加ください。

 

ユネスコエコパークと只見町の未来(主催:只見町)

日 時:
2012年11月18日(日) 13:00-17:20
会 場:
季の郷湯ら里コンベンションホール 「ゆきつばき」
(福島県南会津郡只見町大字長浜字上平50 電話: 0241-84-2888)
参加費:
無料
プログラム:
13:00
主催者あいさつ 只見町長 目黒吉久
来賓あいさつ(予定)  日本ユネスコ国内委員会
13:20
第1部 世界から見た只見ユネスコエコパーク
樫村利道氏(福島大学名誉教授)
「只見の自然の特徴と価値」
崎尾 均氏(新潟大学教授)
「佐渡フィールドセンターにおけるエコツーリズム」
吉丸博志氏(森林総合研究所多摩森林科学園園長)
「遺伝的多様性の保全を図るBR の役割」
酒井暁子氏(横浜国立大学准教授)
「BR 国際ネットワーク会議報告」
朱宮丈晴氏(日本自然保護協会保全研究部長)
「綾ユネスコエコパーク設定までの経過」
14:40
第2部 記念講演
河野耕三 宮崎県綾町役場企画財政課照葉樹林文化推進専門監
「ユネスコエコパークを通じた地域活性化―綾町の取り組み―」
15:25~15:55
 アトラクション「小林神楽」小林早乙女保存会
16:00
第3部 パネルディスカッション「ユネスコエコパークで只見の未来を画く」
問題提起 「ユネスコエコパークで只見町は何を目指すのか?」
渡部勇夫 只見町総務企画課長
司会:鈴木和次郎(只見町ブナセンター館長)
パネリスト:講演者、佐藤順子(入叶津)、鈴木サナエ(只見)、目黒道人(舘ノ川)

 

お問い合わせ

只見町総務企画課企画班
〒968-0498 福島県南会津郡只見町大字只見字雨堤1039番地
TEL: 0241-82-5220  ファクス:0241-82-2117
Eメール:kikaku@town.tadami.lg.jp
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