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全国の海辺で自然観察会&貝がらさがし!が開かれています。

2012.07.19
活動報告

icon_hagiwara.jpg  教育普及部の萩原です。

広島県自然観察指導員連絡会の吉岡敏彦さんより、7月1日に「里海(さとうみ)の豊かさを感じてみましょう」観察会&「自然しらべ2012 貝がらさがし!」観察会を開催されたとのことで、楽しいご報告をいただきましたので紹介します。

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20120719shirabe-yoshioka2.jpg7月1日、「広島自然観察会」の定例観察会で、瀬戸内海の能美島、江田島市大柿町釣附(つるづき)海岸、潮間帯の生きものの観察と「自然しらべ2012」の方法を学ぶ観察会を実施しました。
午前中は、江田島市の「さとうみ科学館」で、瀬戸内の美しい自然環境について解説を聴き、江田島湾にすむカブトガニ(環境省レッドリスト 絶滅危惧I類)を実際に触るなどして、将来にわたり生息できる環境を守っていくために私たちはどうすべきかについて学びました。

午後からは、実際に海岸に降りて潮間帯の生き物を観察しました。干潮に向かい潮が引いた、コアマモが生える砂浜を観察しながら貝殻を集めてみました。50メートルほど沖合の小島の岩肌を「さとうみ科学館」の西原館長に解説をいただきながら観察しました。カニやヒトデを捕まえたり貝殻を拾ったり、普段の生活ではできない体験に、参加者はみな童心に戻って夢中になりました。

20120719shirabe-yoshioka.jpg自然しらべは、サンプル数が多いほど調査目的にかなうため、最後に参加者への調査協力をお願いし、内容の濃い有意義な観察会を終了しました。

(←広島県江田島市大柿町深江 釣附(つるづき)海岸今回見つけた貝がら)

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吉岡さんからは、ここに掲載したもの以外にも、楽しそうに海辺の生きものを観察している様子の写真も送っていただきました。
ぜひ皆さんも、自然しらべに参加して、海辺の自然観察にチャレンジしてみてください。 

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