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生物多様性条約への取り組み

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2010.11.01

COP10の「新戦略計画」へ 14+8の意見・提言を行いました。

会報『自然保護』No.518(2010年11・12月号)より転載


NACS-Jでは、COP10において、最重要議題である「新戦略計画」に焦点をあて14の意見・提言と、議長国日本政府に対して国内課題を解決していく8の意見・提言をまとめた「ポジションペーパー」をつくりました。ちょうど1年前に、COP10に向け、NACS‐J理事・評議員を中心にしたワーキンググループを設置し、日本の生物多様性保全の取り組み状況の評価と新戦略計画に向けた方向性を提言しており、その改訂版となります。

生物多様性の損失の根源的な要因は、社会や経済、政治に深く入り込んでいるため、今までのような取り組み努力では、新戦略計画として達成すべき目標に間に合いません。社会のしくみを大きく変革し、保全のスピードをあげていくことを提言しています。

新戦略計画の各目標に対しては、(1) 生物多様性の価値をあらゆる政策に位置づけ、(2) 国土計画などの計画プロセスの変革、(3) 持続可能な農林漁業への転換、(4) 実効性のある海洋保護区を設定推進していくこと、(5) 戦略計画の実行には、教育・人材育成システムの構築、市民・NGOによるモニタリング活動の発展が重要であること、などを提言しています。

日本政府に対しては、(1) 「種の保存法」の実効性ある制度への見直し、(2) ダム・堰事業の見直し、(3) 沿岸域の開発行為の見直し、(4) 義務教育への生物多様性保全の盛り込み、などを提言しました 。

COP10本会議ではこの提言をアピールし、条約事務局、日本政府、国際機関などに働きかけるとともに、COP10後の提言活動の柱としていきたいと思います。
(大野正人/保護プロジェクト部)

★提言内容の全文はこちら

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