イヌワシ試験地のモニタリング調査-獲物となる動物

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 2014年9月より「イヌワシが狩りをする環境の創出試験」を行っています。
 この試験の中では、イヌワシの行動だけでなく、イヌワシが獲物とする動物の生息状況の調査も行っています。先日(2016年3月6日)、積雪の中、センサーカメラのデータ回収と電池交換を行いました。

※現在行っている第1次試験の概要はこちらをご覧下さい。
イヌワシが狩りをする環境の創出試験 補足資料2~『イヌワシのハビタットの質を向上させる森林管理手法の開発試験計画』の概要~ 

試験地(伐採区)と対照区(非伐採区)のそれぞれ6箇所にセンサーカメラを設置しています。下の表は、2014年9月から2015年9月までに撮影された中型哺乳動物とヤマドリの撮影回数です。
今後も調査を続けて、伐採前後の変化に注目して評価をすることにしています。

試験地(伐採区)でのセンサーカメラの撮影結果
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対照区(非伐採区)でのセンサーカメラの撮影結果
Scamera1409-1509_CN.jpg

調査では、積雪の急斜面を登ったり、沢を渡ったりもします。
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調査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。

以上

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