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旧・参加されている方々の声 ~法人・団体の方~

NACS-Jの活動に参加されているさまざまな方々の声をお寄せいただきました。

団体会員 NPO法人山崎・谷戸の会 事務局長 相川明子さん

山崎・谷戸の会は、2004年の鎌倉中央公園全面開園と同時に、それまで活動していた10の市民活動団体の有志が集まり鎌倉市と協働で発足。谷戸の景観と生態系を保全しながら、赤ちゃんから高齢者まで多世代の人々との交流による新しい地域共同体づくりを目標に、田んぼ・畑・雑木林管理・農芸・自然遊び・生態系保全・植物育成などの活動を行っている。

団体会員 NPO法人山崎・谷戸の会
事務局長 相川明子さん

(入会 1991~)

Q1 団体会員になっていただいたきっかけは?

NACS-Jの会報の中で、当会の活動紹介などを大きく取り上げていただいたことが何回かあり、また、当会の中心メンバーの何人かが自然観察指導員講習会を受講したことが度重なりました。

Q2 NACS-Jの活動にご参加いただいて役立ったことは?

地域の伝統的な農業のやり方や暮らし、伝統行事などを聞き書きした『かまくら・山崎 谷戸とくらし』はP.N.ファンドの活動助成を受けて制作し、おかげさまで大変な好評を博し、初版500部はすぐに完売し自費で第2版を印刷しました。今でもあちこちに出向く際には常備し、その都度求められる方があります。当会での日常活動でも、教科書のように使っています。

またNACS-J50周年記念誌の『自然保護のあゆみ』の座談会出席や、NACS-Jふれあい調査研究会に参加し『地域の豊かさ発見*ふれあい調査のススメ』の作成までの2年間は、日本で先駆的な活動をされているいくつかの団体の代表者と面識が広まるきっかけとなり、とても勉強になりました。さらにNACS-J主催の自然観察会を当地で行った際には、遠方の方々にもおいでいただけて、鎌倉市へ誇ることのできる機会となりました。

Q3 自然環境を守る活動をされていて、一番嬉しいときは?

活動範囲の自然が里山的景観を保ち、美しく維持されているのを実感するとき。例えば、下草刈りを数年繰り返した結果、スミレが春の訪れを告げてくれる。田んぼにアカガエルの卵がたくさん見られる。湿地復元の結果、ため池にたくさんのトンボが飛び交う。落葉広葉樹の葉が、紅葉して夕日に照り映える…などなど。数限りないですね。

それから、小中学校の総合的な学習の一環として毎月体験学習に訪れる小学生たちが、谷戸の自然に慣れて、動植物の変化に感動したり、さまざまな発見をしたりするのを目の当たりにするとき。おそるおそる入会した大人の会員が次第に生き生きして回数多く作業に参加するようになる…などなど。これも限りないですね。

Q4 今後力を入れていきたいことは?

後継者がこの活動を引き継いでいってくれること。次代を担う子どもたちにたくさんの活動をしてもらいたいこと。バーチャルな文明に逆行することのできるここの空間で、人々に安らいでもらうと同時に、生活を振り返る機会としてもらうことです。

リアルネイチャーキャンプ

『赤谷ノート』

ニコン主催のAKAYAプロジェクト・トークセミナー

AKAYAプロジェクトでは、さまざまな調査でニコンから提供された機材を活用している。一番下の写真は、ニコン主催のAKAYAプロジェクト・トークセミナー(2009年・都内)

プロジェクト支援 株式会社ニコン
社会貢献室長 安江浩司さん

(賛助会員入会 1991~)

Q1 AKAYAプロジェクトに支援をすることになったきっかけは?

日本自然保護協会とは長年にわたり協力関係があるなか、2005年春にAKAYAプロジェクトのお話を伺いました。今後の日本における自然保護のモデルとなるような意義ある取り組みに共感し、望遠鏡関連の調査機材を寄贈したり、現地でのリアルネイチャーキャンプに協賛するところから支援が始まりました。今では、写真記録のプロジェクト支援と環境教育につながる冊子「赤谷ノート」の作成などを通して、活動に深みが増してきています。

Q2 NACS-Jの活動を支援していただくことで、社内で新しい動きや変化はありましたか?

日本自然保護協会は、生物多様性保全の活動では先駆的存在であり、最も実績のある団体のひとつと思っています。その活動の情報は、私たち企業がこれから歩むべき姿に示唆を与え、また一人ひとりの個人に、地球市民とは何かを考えるきっかけを与えてくれます。今後とも、企業や個人が生物多様性に深くかかわっていることを理解することへの素晴らしい影響があるだろうと期待しています。

Q3 自然環境を維持していくことへの企業活動や貢献として、今後力を入れていきたいことは?

生物多様性の保全は、地球全体に影響を与える大きな課題です。その課題に取り組むには、まだまだ企業も個人も認識していることが少なく、一方、解明されていることも少ないと感じています。

今後、生物多様性を知り、地球市民として、企業、個人みんなが少しずつ理解を深め行動に踏み出していくように、環境教育など啓発のお手伝いをしていきたいと思います。そのなかでの役割を担って自社製品が活用されるとすれば、企業として深い喜びです。また、ニコンのステークホルダーが赤谷の森に足を運ぶ機会をつくっていきたいと考えています。

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