参加/支援のしかた

参加されている方々の声 ~法人・団体の方~

NACS-Jの活動に参加されているさまざまな方々の声をお寄せいただきました。

賛助会員 共同印刷株式会社 環境管理部部長 本田城二さん

共同印刷自然観察会の様子

共同印刷自然観察会の様子

2008年10月、埼玉県で開催した「共同印刷自然観察会」。埼玉県の自然観察指導員がリーダーとなり、多くの社員家族が参加した。

賛助会員 共同印刷株式会社
環境管理部部長 本田城二さん

(賛助会員入会 2006~)

Q1 賛助会員になっていただいたきっかけは?

1993年より当社の美術商品部では、複製画・版画の売上金の一部を原資として、日展会員の日本画家の東山魁夷(故人)、鈴木竹柏、岩澤重夫画伯の賛同・協力を得て、NACS-Jに寄付を行ってきました。
2006年に、これまでの寄付に加えて賛助会員となり、「AKAYAプロジェクト」などの支援を行いました。

Q2 NACS-Jにご入会後、新しい動きや変化はありましたか?

このような中、NACS-Jが取り組む自然観察会を手本に、共同印刷グループ社員の環境意識の向上と、企業の社会的責任への関心を引き出すため、2008年10月、国営武蔵丘稜森林公園(埼玉県)で「共同印刷自然観察会」を初めて開催しまた。NACS-Jの会員であり、動植物に詳しい西部地区自然観察指導員ネットワーク、東松山自然倶楽部の自然観察指導員の方々と歩くことで、さまざまな発見に満ちた観察会となりました。
このような活動が、直接企業活動に結びつくには時間が掛かるでしょう。しかし、生活やビジネスの中での、短長期的視点にたった環境活動を進める一つの手段だと考え、やり方を研究しながら継続していきたいと思います。

Q3 今後力を入れていきたいことは?

当グループでは、グループ環境方針に基づき2006年度から中期・環境ビジョン2010をスタートしています。温室効果ガス削減の取り組みとして、空調設備の一元管理システムの導入などを実施していますが、今までの活動の延長では、本目標の達成は難しいものです。日々の積み重ねに加え、革新的な研究開発や生産活動を行い、改善につなげていきたいと考えています。
紙資源となる森、森を豊かにする水などの自然の姿を、五感を通じて理解し、考えることができる企業でありたいと願います。

団体会員 NPO法人山崎・谷戸の会 事務局長 相川明子さん

山崎・谷戸の会は、2004年の鎌倉中央公園全面開園と同時に、それまで活動していた10の市民活動団体の有志が集まり鎌倉市と協働で発足。谷戸の景観と生態系を保全しながら、赤ちゃんから高齢者まで多世代の人々との交流による新しい地域共同体づくりを目標に、田んぼ・畑・雑木林管理・農芸・自然遊び・生態系保全・植物育成などの活動を行っている。

団体会員 NPO法人山崎・谷戸の会
事務局長 相川明子さん

(入会 1991~)

Q1 団体会員になっていただいたきっかけは?

NACS-Jの会報の中で、当会の活動紹介などを大きく取り上げていただいたことが何回かあり、また、当会の中心メンバーの何人かが自然観察指導員講習会を受講したことが度重なりました。

Q2 NACS-Jの活動にご参加いただいて役立ったことは?

地域の伝統的な農業のやり方や暮らし、伝統行事などを聞き書きした『かまくら・山崎 谷戸とくらし』はP.N.ファンドの活動助成を受けて制作し、おかげさまで大変な好評を博し、初版500部はすぐに完売し自費で第2版を印刷しました。今でもあちこちに出向く際には常備し、その都度求められる方があります。当会での日常活動でも、教科書のように使っています。

またNACS-J50周年記念誌の『自然保護のあゆみ』の座談会出席や、NACS-Jふれあい調査研究会に参加し『地域の豊かさ発見*ふれあい調査のススメ』の作成までの2年間は、日本で先駆的な活動をされているいくつかの団体の代表者と面識が広まるきっかけとなり、とても勉強になりました。さらにNACS-J主催の自然観察会を当地で行った際には、遠方の方々にもおいでいただけて、鎌倉市へ誇ることのできる機会となりました。

Q3 自然環境を守る活動をされていて、一番嬉しいときは?

活動範囲の自然が里山的景観を保ち、美しく維持されているのを実感するとき。例えば、下草刈りを数年繰り返した結果、スミレが春の訪れを告げてくれる。田んぼにアカガエルの卵がたくさん見られる。湿地復元の結果、ため池にたくさんのトンボが飛び交う。落葉広葉樹の葉が、紅葉して夕日に照り映える…などなど。数限りないですね。

それから、小中学校の総合的な学習の一環として毎月体験学習に訪れる小学生たちが、谷戸の自然に慣れて、動植物の変化に感動したり、さまざまな発見をしたりするのを目の当たりにするとき。おそるおそる入会した大人の会員が次第に生き生きして回数多く作業に参加するようになる…などなど。これも限りないですね。

Q4 今後力を入れていきたいことは?

後継者がこの活動を引き継いでいってくれること。次代を担う子どもたちにたくさんの活動をしてもらいたいこと。バーチャルな文明に逆行することのできるここの空間で、人々に安らいでもらうと同時に、生活を振り返る機会としてもらうことです。

寄付企画 (有)トライシープス:東京・渋谷にある店舗

エコバックは現在、東京・渋谷にある店舗「スタンダードカリフォルニア」で販売中。

エコバックは現在、東京・渋谷にある店舗「スタンダードカリフォルニア」で販売中。
www.standardcalifornia.com

寄付企画 (有)トライシープス
佐藤太造さん

(エコバックの売り上げの一部を寄付 2008~)

Q1 NACS-Jをご寄付先にしていただいた理由は?

当店で年間数千枚消費されるショッピングバッグの数量を少しでも減らし微力ながらも環境保護につながればと考えました。また実際、購入されたお客様にも売り上げの一部が寄付として使うことを理解していただき、環境保護への参加を促したいと思いました。

Q2 NACS-Jにご寄付を始められてから、社内や店内の反応で新しい動きや変化はありましたでしょうか?

お客様の方からショッピングバッグに入れなくても良いという声が多く聞かれるようになりました。

また会社としてもショッピングバッグの素材をリサイクルペーパーに変更しました。

Q3 自然環境への貢献として、今後力を入れていきたいことは?

当社のスタッフの多くが休日を海や山など自然の中で過ごす時間を大切にしています。すぐには効果は見られないとは思いますが身近なところから環境破壊への影響を少なくできるよう努力していこうと考えています。

リアルネイチャーキャンプ

『赤谷ノート』

ニコン主催のAKAYAプロジェクト・トークセミナー

AKAYAプロジェクトでは、さまざまな調査でニコンから提供された機材を活用している。一番下の写真は、ニコン主催のAKAYAプロジェクト・トークセミナー(2009年・都内)

プロジェクト支援 株式会社ニコン
社会貢献室長 安江浩司さん

(賛助会員入会 1991~)

Q1 AKAYAプロジェクトに支援をすることになったきっかけは?

日本自然保護協会とは長年にわたり協力関係があるなか、2005年春にAKAYAプロジェクトのお話を伺いました。今後の日本における自然保護のモデルとなるような意義ある取り組みに共感し、望遠鏡関連の調査機材を寄贈したり、現地でのリアルネイチャーキャンプに協賛するところから支援が始まりました。今では、写真記録のプロジェクト支援と環境教育につながる冊子「赤谷ノート」の作成などを通して、活動に深みが増してきています。

Q2 NACS-Jの活動を支援していただくことで、社内で新しい動きや変化はありましたか?

日本自然保護協会は、生物多様性保全の活動では先駆的存在であり、最も実績のある団体のひとつと思っています。その活動の情報は、私たち企業がこれから歩むべき姿に示唆を与え、また一人ひとりの個人に、地球市民とは何かを考えるきっかけを与えてくれます。今後とも、企業や個人が生物多様性に深くかかわっていることを理解することへの素晴らしい影響があるだろうと期待しています。

Q3 自然環境を維持していくことへの企業活動や貢献として、今後力を入れていきたいことは?

生物多様性の保全は、地球全体に影響を与える大きな課題です。その課題に取り組むには、まだまだ企業も個人も認識していることが少なく、一方、解明されていることも少ないと感じています。

今後、生物多様性を知り、地球市民として、企業、個人みんなが少しずつ理解を深め行動に踏み出していくように、環境教育など啓発のお手伝いをしていきたいと思います。そのなかでの役割を担って自社製品が活用されるとすれば、企業として深い喜びです。また、ニコンのステークホルダーが赤谷の森に足を運ぶ機会をつくっていきたいと考えています。

富士ゼロックス株式会社 CSR部 宮本 育昌さん

富士ゼロックスが共催で開催された自然観察指導員講習会の様子

富士ゼロックスが共催で開催された自然観察指導員講習会の様子

富士ゼロックスが共催で開催された自然観察指導員講習会は2008年までに8回。一般参加者と社員が半数ずつで受講するスタイル。これまでに230人ほどが社内で指導員となり、自然を守る活動に力を入れている。

協働事業企画運営
富士ゼロックス株式会社 CSR部 
宮本育昌さん

(協働事業の企画運営 2000~)

Q1 指導員講習会の共催をすることになりましたきっかけはどのようなことでしたでしょうか?

富士ゼロックスは、市民が自発的に環境負荷低減や自然保護活動に参加する社会づくりをサポートすることが大事と考えています。環境意識の高い社員を育成するとともに、受講後、彼らが地域の自然環境保護のリーダーとして活躍することで、地域や自然の保全活動を活性化することができると考えています。

講習会の共催が実現した要因のひとつに、弊社の社員ボランティア組織である「端数倶楽部」の存在があります。端数倶楽部の自然環境保護部会では、個人で然観察指導員を取得した運営委員が中心となり、社内で自然観察会を開催してきました。その方々が講習会を積極的にサポートしてくださったことで、弊社からの参加者と一般参加者をうまくつなぎ、より良い学びの場をつくり出すことができたと考えています。

Q2 共催事業を続けていく中で、社内で新しい動きや変化はありましたでしょうか?

指導員が増えたことで、弊社のみならず、富士ゼロックス東京、鈴鹿富士ゼロックスといった関連会社においても、自然観察会の輪が広がり、地域における自然の保全に貢献できるようになってきました。

また、講習会を開催している弊社塚原研修所における「塚原の雑木林を守る会」の活動や、成田里山づくりの活動においても、共催の講習を受けた指導員による自然観察会が開催され、子どもたちに人気を博しています。

さらに、端数倶楽部の指導員も大幅に増え、関西や南紀での自然観察会の実施につながっています。

Q3 自然環境を維持していくことへの企業活動や貢献として、今後力を入れていきたい方向など特にありましたらお聞かせください。

今後もNPOとのエンゲージメントとして、NACS-Jとの自然観察指導員講習会共催を進めます。さらに、これまで育成した指導員がより活発に活動できるよう、リフレッシュ研修に新たに取り組みたいと考えています。2009年度については、講習会にサポーターとして協力していただきながら、座学・実習について学び直すことに加え、指導員としてのスキルアップ講習を行う予定です。

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