

6.弘法大師のいいつたえ、旅人のための水
弘法清水/山形県鶴岡市(投稿者・出羽三山の自然を守る会さん)、弘法の泉/群馬県桐生市(投稿者・西村豊さん)、弘法の水/神奈川県南足柄市投稿者・一寸木肇さん)
弘法大師さまが関係する湧き水が、全国各地にありました。山形県鶴岡市の上名川にある「弘法清水」は、今はちょろちょろ流れ出る湧水ですが、弘法大師が休息したところと言い伝えられ、旅人に水を提供するという大事な働きを続けてきた湧き水です。なかなか素敵な看板が掛けられています。群馬県桐生市の新里町奥沢にも「弘法の泉」があり、ちょろちょろとした流れが小川をつくっていますが、ここでは、弘法大師が杖で地面をたたいたところから湧き出したと言い伝えられているそうです。また、神奈川県南足柄市の苅野というところには「弘法の水」と名づけられた湧水があり、今もこんこんと湧き出る流れの中には清流の象徴の一つであるサワガニもくらし、この土地の地主さんは「この湧き水があることを誇りに思っている」と言われているそうです。これらは、「水は、すべての命の源」であることを忘れてはならないと、あらためて思い出させてくれる湧き水でした。(横山隆一)










