自然しらべ2007「セミ」

集計結果

2007年7月1日~8月31日に実施した「セミのぬけがらしらべ」の集計結果の概要です。

セミのぬけがらをとりあげたわけ

アブラゼミの成虫とぬけがら/
撮影:伊藤信男

セミは、全国で見られ、多くの人が知っているなじみの深い虫です。
セミのぬけがらの全国規模の市民参加型調査は、1995年に環境庁(当時)による「緑の国勢調査・身近な生き物調査」で実施されました。
その後、地域ごとに活発な調査が行われるようになりましたが、「以前はいなかったセミを見かけるようになった」といった声を最近耳にするようになったため、今度はNGOの力で全国調査ができないかと考えました。

全国から集まったぬけがらの数は18,570個

ご参加くださった皆さまのおかげで、全国から集まったぬけがらの総数は18,570個、ぬけがらの収集場所は5,815ヶ所となりました。
届いたぬけがらは、インターン生やアルバイト・ボランティアスタッフに仕分け作業をお手伝いいただき、学術協力者の槐真史(えんじゅまさし)さんに何ヶ月もかけて全個の種類の確認(同定)とデータの集計を行っていただきました。
また、ブログ「セミ日記」で、作業の進捗や参加者からの質問への回答などを頻繁に発信していただきました。

集まったぬけがらの種類は20種

セミは、世界に約2,000種、日本を含む東南アジアに650種ほど、そして日本に33種生息していると言われていますが、今回はそのうち20種のぬけがらが集まりました。アブラゼミが11,248個と半数以上を占め、次いでクマゼミ、ミンミンゼミと続きました。これらの上位3種は、1995年時の環境庁(当時)による調査と順位に変わりはありませんでした。

子どもたちの夏休み自由研究でも大活躍

NTTレゾナントが運営する子ども向けポータルサイト「キッズgoo」では、デジタルカメラで撮影したぬけがらの写真の投稿を受け付け、期間中のアクセス総数は約260万回、1,456枚の写真が寄せられました。

また、『読売ウイークリー』誌上には、埼玉大学・林正美先生による「教えてセミ博士!」の連載をはじめ、夏休み中の子どもたちに参加を呼びかける関連記事が計7号にわたって掲載されました。

キッズgoo
生きもの情報館

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