
セミのぬけがらしらべの結果概要がまとまりました。
参加者はのべ 19,871人・団体。
集まったぬけがらは 20種、18,570個。
ご参加くださったみなさんの力で、最新のセミの全国分布がみえてきました。
その結果を1995年の環境省による調査(※)と比べたところ、この10年ほどで分布の傾向に大きな変化は見られず、安定していることがわかりました。
ただし、クマゼミの分布の北限にあたる関東地方では、分布の北上傾向を暗示するような観察記録も見られ、公園などの植栽と一緒に幼虫や卵が運ばれたのか、地球温暖化やヒートアイランド現象の影響によるものなのか、今後も注視する必要がありそうです。
(※)第5回緑の国勢調査・身近な生きもの調査
セミのぬけがらは、その地域にそのセミがくらしている証拠。幼虫の間を土の中でくらすセミは、土地の環境変化をじかに受けるため、指標生物として知られています。また、セミのぬけがらを主に食べたり、すみかにしている生きものは今のところ見つかっていないため、採集による影響の少ない調査といわれています。
セミのぬけがらをテーマにした全国規模の市民参加型調査は、1995年に環境庁(当時)によって「第6回緑の国勢調査・身近な生き物調査」の一部として、また2001年にも同様に行われています。調査方法も確立されデータも残っているのですが、残念ながらその後は行われていません。そこで今度はNGOの力で最新の全国調査ができないかと考えました。
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