自然しらべ2007「セミ」

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ご報告

セミのぬけがらしらべの結果概要がまとまりました。

参加者はのべ 19,871人・団体。
集まったぬけがらは 20種、18,570個。


ご参加くださったみなさんの力で、最新のセミの全国分布がみえてきました。
その結果を1995年の環境省による調査(※)と比べたところ、この10年ほどで分布の傾向に大きな変化は見られず、安定していることがわかりました。
ただし、クマゼミの分布の北限にあたる関東地方では、分布の北上傾向を暗示するような観察記録も見られ、公園などの植栽と一緒に幼虫や卵が運ばれたのか、地球温暖化やヒートアイランド現象の影響によるものなのか、今後も注視する必要がありそうです。

(※)第5回緑の国勢調査・身近な生きもの調査

自然しらべ2007「セミ」とは

セミのぬけがらは、その地域にそのセミがくらしている証拠。幼虫の間を土の中でくらすセミは、土地の環境変化をじかに受けるため、指標生物として知られています。また、セミのぬけがらを主に食べたり、すみかにしている生きものは今のところ見つかっていないため、採集による影響の少ない調査といわれています。

セミのぬけがらをテーマにした全国規模の市民参加型調査は、1995年に環境庁(当時)によって「第6回緑の国勢調査・身近な生き物調査」の一部として、また2001年にも同様に行われています。調査方法も確立されデータも残っているのですが、残念ながらその後は行われていません。そこで今度はNGOの力で最新の全国調査ができないかと考えました。

NACS-J自然しらべとは

テーマ(観察対象)を1つ設定し、市民の自主的な参加を広く呼びかけ、全国で同時期に同じものを観察するというもの。
身の周りの生物多様性に気づき、一人一人の小さな行動から日本の自然のようすがみえてくる意義と面白さを知っていただくための機会として、指導・協力・協賛等さまざまなご支援をいただきながら毎年実施しています。 1995年から実施してきたこれまでの調査と結果は、当サイトでご紹介しています。

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