リーフレット「ようこそ谷津干潟へ」製作Welcome to Yatsuhigata

著者名Authors

千葉の干潟を守る会Save Tidal Flats in Chiba, Association to

大浜清Kiyoshi Ohama・ 石川勉Tsutomu Ishikawa・ 田久保晴孝Harutaka Takubo・ 飯島滋哉Sigeya Iijima・ 大浜和子Kazuko Ohama・ 川西清子Kiyoko Kawanishi・ 国松俊英Toshihide Kunimatsu・ 佐藤有子Yuuko Sato・ 牛野くみ子Kumiko Ushino・ 杉本秀樹Hideki Sugimoto・ 和波一夫Kazuo Wanami

目的

1960年代半ばまで、東京湾湾奥の海岸は自然のままの干潟で、潮干狩りの名所でした。しかし、1971年京葉港一期埋め立て計画が出て以降、次々に海が埋め立てられました。東京湾奥の埋立地の一画に残った干潟に生息地を失った鳥たちが集まり、私たちはここを谷津干潟と名づけ、この干潟の保全運動をすすめました。1993年、谷津干潟はラムサール条約登録湿地に指定されました。野鳥など多様な生き物が生息する谷津干潟の来歴と現状を、そして干潟の大切さを多くの人々に知っていただくために、このリーフレットを作成しました。

方法

千葉の干潟を守る会、千葉県野鳥の会、谷津干潟環境調査の会などの会員が中心となって、谷津干潟紹介リーフレットの構成を考え、記載内容を決定しました。谷津干潟の歴史については、東京湾の埋め立て反対運動の中心的役割をはたした千葉の干潟を守る会がまとめました。谷津干潟で観察される野鳥の記載については、千葉県野鳥の会の長期にわたる観察結果を利用し表にまとめました。これにより四季折々観察される主な野鳥の種名がわかります。また、代表的野鳥については、これまで撮った多数の写真から選定し、各季節5種をカラー写真で掲載しました。谷津干潟の魚類や底生動物、プランクトン、植物については、上記の会員が観察した結果や、各種の報告資料からデータを集め、イラスト化しました。谷津干潟の経年変化については、習志野市が毎年公表している水質測定結果を利用してまとめました。

結果

大きさA2版、表カラー、裏モノクロのリーフレットに作成しました。紙面を折り、A5版に仕上げ持ち運びしやすくしました。リーフレットは16面で次のような構成です。(1) 表紙:谷津干潟の風景など、(2) 案内図とラムサール条約登録湿地の地図、(3)~(6) 野鳥の写真20種、(7) 谷津干潟の渡り鳥について、(8) 谷津干潟の主な鳥の種名、(9)~(10)谷津干潟の魚、貝、カニ、プランクトン、(11) 谷津干潟の植物、(12) 干潟の食物連鎖、(13) 水質、(14) 底質、(15) 谷津干潟小史、(16) ラムサール条約と谷津干潟の説明、千葉の干潟を守る会などの紹介。このリーフレットを広く活用していくために、谷津干潟自然観察センター内にも常備し、観察会、集会などで配布する予定です。

付記

写真1. リーフレット「ようこそ谷津干潟へ」

写真1. リーフレット「ようこそ谷津干潟へ」