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2017.09.11(2017.09.12 更新)

SAVE THE ISLAND BEAR。「ツキノワグマ」をテーマにNACS-J市民カレッジを開催しました。

三菱商事株式会社

対象:一般市民従業員学生

貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット

日本自然保護協会(以下、NACS-J)に集うさまざまなスペシャリストが講師をつとめるNACS-J市民カレッジ(略称:Nカレ)。シリーズ56回目のテーマは、今、NACS-Jが四国でその保全に力をいれている「ツキノワグマ」。クマと聞くと、人里に降りてきて人を襲うなど怖いニュースも多く、増えているのでは?と感じる方も多いかもしれません。でも、九州ではすでに絶滅してしまい、四国でも20年後に絶滅してしまう可能性は60%と言われています。今回のNカレでは、知っているようで意外と知らない「ツキノワグマ」について、2日間にわたって皆様と一緒に学びました。


 

NACS-Jが「SAVE THE ISLAND BEAR」と銘打って四国でその保全に力を注いでいる「ツキノワグマ」。シリーズ56回目となる今回のNカレでは、ツキノワグマをテーマに、8月22日(火)と23日(水)の2日間にわたって、三菱商事株式会社のMC FOREST(東京都千代田区)で開催しました。

 

 

初日のタイトルは、「入門編:ツキノワグマってどんな生きもの?」でした。多摩動物公園に勤務し、日本クマネットワーク(以下、JBN)の国際交流委員・広報委員も務める中島亜美さんを講師にお招きし、ツキノワグマについて初歩の初歩から教えていただきました。

 

 

どのくらいの大きさなの?何を食べているの?どこに住んでいるの?などなど、意外と知らないことが多いツキノワグマ。持参いただいた歯形や手形、毛皮、フンなどを間近に見ながら参加者の皆様も興味津々!学生時代の調査のお話も交えて、ツキノワグマの魅力をたっぷり語っていただきました。

 

 
2日目は応用編。タイトルは、「応用編:日本のツキノワグマの現状を知ろう。」でした。講師は、東京農工大学准教授であり、JBNの事務局長も務めている小池伸介先生。ツキノワグマの分布域は広がっているのか?生息数は?大量出没はどうして起こる?などなど、複雑な問題を科学的なデータをもとに分かりやすく解説いただきました。

 

 

会場は2日間とも超満員。講師の話の後にはたくさんの質問が飛び交い、熱気があふれました。参加者の皆様からも「知らないことが多く、ためになりました。楽しかったです。」「ツキノワグマのニュースを見るたび気になっていました。現状をもっと多くの人に知ってほしい!」などなど、たくさんのご感想をいただきました。

 

 

なかなか自然状態での生態がわからず、危機的な状況にある四国のツキノワグマ。まず現状を明らかにし、50年後に100頭まで生息数が回復することを目指して、NACS-Jは、JBN、四国自然史科学研究センターとともに「四国ツキノワグマ保護プログラム」を行っていきます。どうぞご支援ご協力をお願いいたします!

今回も定員を大幅に上回る皆様にお申込いただいたこのNACS-J市民カレッジ(略称:Nカレ)は、ひとりでも多くの人たちに日本の自然に興味をもっていただき、その素晴らしさや守ることの大切さを知ってもらいたいという想いからNACS-Jが主催している市民カレッジです。
東京丸の内で開催するNカレは、三菱商事株式会社とともに毎月1回のペースでおおくりする予定です。一ヶ月前を目処にウェブサイト等でリリースいたしますので、ご興味のあるテーマのときには、ドシドシお申込み、ご参加ください。

 

※NACS-J市民カレッジは大変人気のカレッジです。ご案内は会員や寄付サポーターの皆様を優先的にさせていただいております。ご了承ください


※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。

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