
理事長 田畑貞寿
日本自然保護協会が2000年に設立50周年を迎えて、日本の自然保護の今昔--半世紀のあゆみをまとめてから、早9年の歳月が流れました。
この間私は、数々の国内外にわたる奥山・里山・里地・田園・海辺などで、生物の生活にダメージが与えられ、生態系の破壊が進んでいることを耳にしたり目にしてきました。これらに対し、関連ある国や自治体の自然環境調査や環境事前審査、環境保全審議会などを通じて生物・生態系をはじめ緑で代表される自然環境の保護保全に対する具体的な意見や提案を、その都度行ってまいりました。
また日本自然保護協会では、これからも自然保護を通じて国内外はもちろんのこと、地球環境の保全に役立つ「住民参加による自然保護計画の提案や具体的な自然保護事業の推進」を、会員のみなさんと一緒に関係各界に具申してきたところですが、今後も引き続き、国土の豊かな自然や病んでいる自然地域の保護回復に努力します。
設立から60年を迎える日本自然保護協会は、厳しい社会的背景におかれておりますが、今後も、NGOとしての日本自然保護協会の発展の方向を求め、会員皆さんはじめ関係各位による「保全地域情報資料を共有し、新たなビジョンづくり」を行い、協会の意義ある活動を展開して行きたいと思っています。
公益財団法人 日本自然保護協会 理事長 田畑貞寿
日本自然保護協会
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