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モニタリングサイト1000里地調査

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2017.09.28(2017.10.03 更新)

モニ1000里地調査 地方説明会@鳥取を開催しました!

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専門度:専門度4

 

 

9月24日鳥取県岩美町の渚交流館で「モニタリングサイト1000里地調査説明会@鳥取」を開催しました。当日は、天気もよく鳥取県だけでなく京都府、香川県、島根県、広島県から18名の方にご参加いただきました。

午前中は、NACS-J後藤から「モニ1000里地調査の概要とこれまでの成果」として、今までNACS-Jが取り組んできた市民調査についてや10年間の調査でわかった自然環境の変化について報告を行いました。
NPO法人バードリサーチの植田氏からは、「鳥類調査から明らかになること」として、「鳥」という生きものの環境指標性や、観測者(鳥愛好家)が多いことで市民調査としても世界的に取り組まれていること、そうした世界の鳥類市民調査の成果、西日本や中国地方の事例も紹介していただきました。

 

 

島根県立三瓶自然館の星野由美子さんからは、お隣の島根県にあるコアサイト「三瓶北の原」の里山での実際の調査の様子を紹介していただきました。100年間継続していくための秘訣として、無理なく実施できるように三瓶自然館から近くにルートを設定したこと、ストイックな調査というより、鳥や植物のことを学びたい人を大切にして調査を勉強会の一環として位置づけていることなど、参加者や地域の実情に合わせた臨機応変の対応をして無理なく継続していることを紹介していただきました。

 

 

午前の最後には、再度NACS-J後藤からモニ1000里地調査の具体的な方法を紹介し、会場の渚交流館からも近い一般サイト「黒谷・池谷周辺」の調査をされている田中美幸さんからホタルと水環境調査の様子を紹介していただきました。中国地方はサイトも少なく、一緒に参加していただけるよう呼びかけていただきました。

 

午後からは、植田さんや星野さん、鳥取県立博物館の清末幸久さんらに講師をしていただきながら、鳥類調査と植物相調査に分かれて近くのフィールドにて調査体験会を実施しました。植物相調査も鳥類調査も同定能力を必要とする調査ですが、詳しい方に教えていただいたり相談し合ったりと参加者同士で助け合いながら、実際の調査の際に遭遇する課題に関してもリアルに体験することができました。体験会では、見つけたエビヅルの実で自然観察会をしてみたり、偶然にもアライグマの死骸やジムグリを見つけたりと、様々な出会いに参加者の皆さんも満足そうでした。

 

 

野外での体験会を終え再度渚交流館に戻り、一般サイトの申請方法についてご案内をしました。

今年一年間を通して、モニ1000里地調査の新しい調査サイトの募集のために、各地で説明会を実施してきました。鳥取の説明会でも、遠方からも多くの方にご参加いただき、とても熱心に詳細な質問のやり取りがありました。ご参加いただいた多くの方がご応募いただけることを事務局一同お待ちしております。

各地での説明会は鳥取で最後となりましたが、引き続きサイト募集は10月16日まで実施しています。もし不明な点などありましたら、モニ1000里地事務局までお気軽にお問合せください。

新サイト募集詳細は こちら から