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IUCN日本委員会

会報『自然保護』
更新日:2010.01.01
生物多様性条約COP10まであと10カ月! 国際シンポジウムを開催しました。
会報『自然保護』No.513(2010年1/2月号)より転載

2010年の第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)開催1年前を機に、NACS-Jが事務局を務めるIUCN-J(国際自然保護連合日本委員会)は、09年9月6日にプレシンポジウム、10月10日に国際シンポジウムを開催し、COP10の主要議題である2010年目標の検証とポスト2010年目標の検討を行いました。両日合わせて500名近い参加者があり、アーメッド・ジョグラフ生物多様性条約事務局長をはじめ、国内外から多数のパネラーが発表し、パネルディスカッションを行いました。
 
シンポジウムの成果は、NACS-J理事でIUCN-J会長の吉田正人とIUCN特別上席顧問のジェフリー・マクニーリー氏の両名で、共同議長総括をまとめました。
 
総括で、2010年目標の達成は日本においても世界的にも失敗したため、ポスト2010年目標では、意欲的かつ現実的で実現可能な目標、検証可能な数値目標を持った目標、プラスの取り組みを評価する目標、生態系サービスや経済的視点の裏付けを持った目標、国民全体の意識を高め国民の支持が得られる目標が必要であることを提案しました。また、NACS-Jが進める生物多様性のモニタリングに関する市民参加と専門家の協力関係の構築や、企業や自治体によるガイドライン・行動計画策定などの日本の先駆的な事例を世界的にも進めていくことが重要ということが示されました。
 
議長総括は、名古屋で開催された生物多様性条約市民ネットワークのシンポジウム、神戸生物多様性国際対話で発表・報告しました。
(道家哲平/保全研究部)
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▲パネルディスカッションでは、多くの質問・意見が出され、生態系オフセット、生物多様性版IPCCの模索など世界の動向について議論された。
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