原生自然環境保全地域の自然環境の変化をモニタリングする。

南硫黄島は、東京から南に約1300km離れた太平洋上にある無人島です。距離的にも時間的にも遠いことや頂上までのルートが急峻で登山技術を必要とすることから、自然環境の調査は、1936年の植物調査と82年の地質や動植物の基礎調査、そして2007年に島の成り立ちや生物の生態、遺伝的・形態的多様性などを明らかにする本格的な総合調査の3回しか行われていません。NACS-Jは、82年と07年の調査で植生調査を担当しました。07年の調査では、標高500m以上では着生植物が発達した雲霧林が広がり、この雲霧林が空中を漂う霧を水に変え、南硫黄島の生態系を支える水源の役割を果たしていることがわかりました。また、25年前の調査と比較すると雲霧林が減少していること、外来種が侵入していることがわかり、人間活動の影響の可能性がある変化が見られました。
| 発表日 | 閲覧形式 | 内容 | 資料種別 |
|---|---|---|---|
| 2007.11.01 |
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25年ぶりの南硫黄島自然環境調査速報。無人島にも人間活動の影響とみられる変化。 | 会報『自然保護』 |
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