宮城県気仙沼市小泉海岸。

南三陸には数少ない広々とした

砂浜に、

東日本大震災からの復興として、

本当に必要なのか疑問の声が残る

巨大な防潮堤がつくられようとしています。

 

（→）小泉海岸。赤い線は防潮堤計画の断面イメージです。高さ14.7m、復活してきた砂浜を覆い尽くし、陸と海を分断する計画です。

 

 

■気仙沼市小泉海岸・砂浜いきもの調査　参加者募集！

 

2014年9月20日(土)　9:30～15:00　気仙沼市小泉海岸

＊東京・横浜から現地への直行バスを運行します（詳細は下記）。

 

 

●日本の海を北から南まで知っている我が国有数の海洋生物学の研究者・向井先生による、初めての方にもご参加いただける市民参加型プログラムです。海岸を歩いて、生き物や打ち上げ物をしらべます。

● 地元の方に、直接お話を伺います。地元高校生も参加予定。被災地は初めて、防潮堤計画はよく知らない方にもおすすめです。

● 小泉海岸は公共交通機関ではなかなか行きづらい場所ですが、首都圏から、みんなで行く直行バスを運行するので（詳細下記）、お一人でも安心してご参加いただけます。

環境保全、自然保護に半世紀以上取り組んできた「日本自然保護協会」と、東日本大震災の発災以降、東北復興支援に取り組んできたメンバーで結成された「NPO法人かながわ311ネットワーク」が、それぞれが持つ東北沿岸部に対するノウハウ・蓄積を交換し合い、環境保全と防災という2つの側面をミックスさせたボランティアバスを共催で出発させます。

 

東北へ向かうボランティアの数は、徐々に減少傾向にあることは否めません。

しかし東北の復興はこれからが本番。

 

そこで今回は、発災以降、東北の海岸植生などの調査をしながら津波の影響と自然回復の現状、それをふまえた地域・まちづくりを提案している日本自然保護協会と、東北復興支援と防災ノウハウに蓄積を持つNPO法人かながわ311ネットワークの2団体の取り組みを紹介し合うことで、ボランティア参加者が東北について今までと違う視点、興味を持ち、さらに通い続けることをめざすコラボバスを企画しました。新しい形のボランティアバスです。

 

9月19日(金)　21:30横浜出発　22:00東京出発(道路事情により変更になる場合があります。)

9月20日(土)　小泉海岸での砂浜いきもの調査に参加。夕方～気仙沼市内エクスカーション（予定）

9月21日(日)　早朝、東京駅八重洲口（05:00頃）、横浜（05:30～06:00頃）着

◆ボランティア保険の加入代行希望の場合は、保険料もお振込ください（天災タイプAプランの場合460円）。

◆別途かかる実費：土曜日の朝・昼・夜3食分、入浴代（400円～800円）、その他個人的なお買い物代等。