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沖縄・辺野古 大浦湾の保全

調査報告
更新日:2010.09.28
辺野古緊急合同調査レポート(速報)を発表!

ホシタカラガイ

沖縄県名護市東海岸キャンプシュワブ前の辺野古の海域は沖縄島でも最大の海草藻場が広がり、海草を餌とするジュゴンの食み跡が観察されてきた場所です。
ところが、2010年5月の日米安全保障協議委員会共同声明で、普天間飛行場の移設先として明文化されたのです。これを受け、NACS-Jは、しかたに自然案内や北限のジュゴンを見守る会「チーム・ザン」と共同で、調査経験がある市民ボランティアのべ39名とともに7月24日と25日に緊急調査を実施しました。
その調査結果を、速報レポートとして発表します。

緊急調査レポート表紙.jpg>>『辺野古緊急合同調査レポート(速報) ~生物多様性豊かな辺野古の海』はこちら(PDF/2.5MB)

■調査結果の概略

(1) 辺野古の海草藻場では、海草類が常に安定的に生育している(2002年からの調査結果の比較)。

(2) 海草藻場は葉上性生物にとっても大事な生息場所である。多種の海草上に生息する種や特定の海草を好むと考えられる種などが確かめられ、多様な海草の存在が多種の貝類の生息を可能にしていると考えられる。クサイロカノコのような希少種やウネウキツボのような知見の乏しい種の生息域になっている。

(3) 今回はジュゴンが辺野古海域を利用している証拠を確認するにはいたらなかった。
辺野古海域の海草藻場488.3haのうち、この2日間で食み跡の調査できた範囲は約33.5haで、全体の6.86%である。この調査方法で海域全てをカバーすることは難しい。

(4) 5地点で少なくとも362種以上の表在性生物が確認され、海草藻場には海草藻場に特徴的な生物種が見られ、岸からサンゴ礁に向かって生物相が変化していく様子が確認された。

(5) 調査結果とⅠ字案を重ね合わせると、良好な海草藻場が埋め立てによって消失することに何ら変わりないことが分かる。


※なお、この調査は全国から寄せられた「自然保護寄付」によって実施しました。
ご支援くださった皆さま、ありがとうございました。

引き続き、NACS-Jでは辺野古海域の調査活動の継続に向け、ご寄付のお願いをしています。

詳しくは下記をご覧ください。

 

(大野正人/保護プロジェクト部)

 


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