活動報告|生物多様性条約への取り組み

生物多様性条約への取り組み

生物多様性国家戦略を実効あるものに

 日本は生物多様性条約採択の翌年(1993年)5月23日に批准し、締約国になりました。
条約の6条は、生物多様性保全の考え方を関連するすべての部門に組み入れるため、「国家戦略」や「行動計画」を策定するよう、締約国に求めています。
日本で最初の生物多様性国家戦略策定は、1995年。その後、点検・見直しを経て2002年に新・生物多様性国家戦略、07年に第3次生物多様性国家戦略が策定されています。
現在の第3次戦略は、その策定プロセスの透明性・公開性や、基本理念については一定の評価ができるものです。ただし重要なのは、この戦略を「絵にかいた餅」で終わらせず実行に移すことであり、生物多様性を減少させる開発事業・土地利用を具体的に回避し、保全策を講じることのできる社会・政策的枠組みをつくることです。
NACS-Jは、第3次戦略の実行に向けた自然保護の法制度の強化や予算配分など、政府の今後の展開に注目し、NGOの立場でこれからも生物多様性保全を推進する一翼を担いたいと考えています。

生物多様性条約への取り組み

(財)日本自然保護協会
(NACS‐J)

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