活動報告|AKAYAプロジェクト

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AKAYAプロジェクト

プロジェクト5年間の取り組み 赤谷型協働管理のしくみを全国へ波及させたい。

■さまざまな立場のグループの協働モデルをつくる
 
このプロジェクトは、関東森林管理局、地域協議会、NACS-Jを中核団体として、これまでなかった協働の枠組みで国有林の管理を行っています。協働のポイントは、それぞれが抱える課題や希望を会議の場へ持ち寄り、それらをできるだけ重ね、プロジェクトの共通課題として優先順位をつけ整理することです。このような調整を行うファシリテーション機能を、NACS-Jはより強化していきたいと考えています。


■森と渓流の生物多様性の保全・修復モデルをつくる

科学的根拠に基づく生物多様性の保全や修復を進めるために、多分野の専門家からなる「モニタリング会議」と、テーマ別の検討チームを編成しています。

・植生管理ワーキンググループ(以下WG)・・・・・・目標となる自然林の調査と、人工林を自然林に誘導するための伐採に取り組んでいます。

・猛禽類WG・・・・・・森の健全さを示すイヌワシ・クマタカの分布と、それぞれが獲物を得る狩場と子育てをする営巣環境に関する情報を重点的に集めています。

・ほ乳類WG・・・・・・森のほ乳類相とホンドテン・ニホンザルを対象とした食性・行動調査を行っています。

これにより、本来の自然性にふさわしい森林植生を取り戻すための指標開発を進めています。また、治山事業を活用して、治山ダムの撤去を通じた渓流環境修復にも取り組みます。


カラマツ伐採前・カラマツ伐採前  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カラマツ伐採1年後・カラマツ伐採後1年目  


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラマツ伐採2年後・カラマツ伐採後2年目

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

■赤谷での企業のCSR活動リスト

・株式会社ニコン
 リアルネイチャーキャンプの協賛(2003年~2006年)
 自社製品(望遠鏡・双眼鏡・カメラ・顕微鏡など)の提供による調査研究活動支援(2005年~現在まで)

・株式会社千趣会
 総合事務局活動やワーキンググループ活動の支援
 (2006年~現在まで)

・アクセンチュア株式会社
 旧三国街道フットパス網計画の活動費助成
 (2007年~2008年)

・富士ゼロックスシステムサービス株式会社
 パンフレット、ウェブサイト制作の一部支援
 (2004年~2006年)

・宝酒造株式会社、共同印刷株式会社、株式会社モンベル
 リアルネイチャーキャンプの協賛(2004年~2006年)

(保護プロジェクト部 茅野恒秀)

毎月第1土・日曜日はAKAYAの日。 森の玄関「いきもの村」にお出かけください。

会報『自然保護』No.483(2005年1/2月号)より転載

また、晩秋の群馬県三国山地のAKAYAの森では、拠点構築作業も進んでいます。エリアの主稜線が一望できる展望ポイントのそばにある、過去の苗畑事業所が放置されていたものを修復し、「いきもの村」という拠点にしました。
 
約7haのいきもの村は、コナラの雑木林、スギの人工林、ススキ草地と複数の小屋で構成されています。サポーターの皆さんの手によって、旧作業道は自然観察路に、小屋は研修施設に、ガレージは調査サンプルの集積・分析施設などに、それぞれ生まれ変わりました。
 
センサーカメラなどを利用して、ここで観察できる生物の把握を進め、いきもの村の多くの自然要素を教育素材としてプログラム化することも始まります。また森林利用技術の伝承など、目的に合わせてエリアに分け、保全計画に基づいた環境管理の実践・実習の場とします。
 
この活動の担い手は、プロジェクト・サポーターや自然観察指導員・会員の皆さんです。いきもの村は、自然観察指導員としてのスキルアップに絶好の場。毎月1回の共同作業日、「AKAYAの日」に加わりませんか。

日本自然保護協会
(NACS‐J)

〒104-0033
東京都中央区新川1-16-10
ミトヨビル2F
TEL:03-3553-4101(代表)
FAX:03-3553-0139


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