2012年1月アーカイブ


icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

1月27日(金)に沖縄県宜野湾市で辺野古の評価書に関し開催された、
沖縄県環境影響評価審査会に出席し、サンゴ分野に関する意見を述べてきました。

沖縄県環境影響評価審査会では1月20日(金)から1月26日の正午まで
一般の人からの意見を集め、その中の10名が1人5分のスピーチを行いました。

1週間にも満たない短期間の募集であったにも関わらず、審査会に寄せられた
意見の数は意見書73通、135件と大変多くなりました。
また会場には準備された傍聴席100席を越える人が集まり、この件に関する
関心の高さが伺えました。

スピーチの内容は環境アセス法、環境保全措置、ジュゴン、海草藻場、基地被害、
オスプレイ、騒音、アセス手続き、海砂採取など多岐にわたりました。
その後、環境影響評価審査会委員による議論が行われ、そこでも多岐にわたる
意見が出ました。

翌日の新聞では安部が発言している写真が掲載されています(中央でマイクを持っています)。
地元紙面ではトップ記事だったようです。

琉球新報 1月28日◎住民、やり直し要求 辺野古アセスで主張

その他、今回の審査会はこのように報道されていました
琉球朝日放送 1月27日◎評価書審査会 住民意見で批判噴出
QTV 1月27日◎◎環境影響評価書 「科学的に信頼できない」批判相次ぐ
琉球新報 1月28日◎「津波想定なく「心配」 辺野古アセス 審査会委員」より以下転載

沖縄県では2月3日(金)まで一般の方の意見を受け付けています。
の記事の手順に添ってみなまからもぜひ一言、意見の送付をお願いいたします。

こんにちは。沖縄より保護プロジェクト部の安部です。

第11回沖縄県環境影響評価審査会に出席しています。

普天間基地移設問題の辺野古の環境アセスに対し、
1月26日の12:00〆切時点までに寄せられた一般の意見は73通、135件でした。

その中からサンゴ分野の専門家として選ばれ、5分間意見を述べてきました。

20120127shinsakai.jpg



icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

やっと沖縄防衛局から辺野古のアセスの評価書全文が公開されました」の日誌でお伝えしましたよう、沖縄の地元の団体と一緒に動き、制度的に義務化されていない沖縄防衛局による公告・縦覧を引き出したことはこれまでの活動の大きな成果のひとつです。また沖縄県がやはり制度的になかった、意見聴取の機会を設けたことも大きな成果としてあげられます。

評価書公開後、NACS-Jではこの評価書を分析し、問題点をとりまとめた意見書の執筆を進めていますが、自然保護に関心を持つみなさまお一人ずつにも、ぜひ意見を沖縄県に届けていただけないでしょうか?一言でも二言でも簡単な意見でも良いので、みなさまの声を沖縄県にお送りください!

提出方法は次の通りです。
沖縄県環境政策課のページから、意見書様式のファイルをダウンロードし、〆切(2/3)までにメールかFAXで提出をお願いします。

7,000ページの文書を全部読まなくても、専門知識がなくとも、沖縄の辺野古・大浦湾の自然を大切に思う方なら誰でも意見書を書けるようなヒントを集めた、ブログをご紹介させていただきます。

1)辺野古アセス「評価書」監視日記http://henokoassess.ti-da.net/
「報道された評価書のカテゴリー」(http://henokoassess.ti-da.net/c151972.html

2)合意されていないプロジェクトhttp://www.projectdisagree.org/
参考になるサイトをまとめられています。

3)沖縄・生物多様性市民ネットワークhttp://okinawabd.ti-da.net/
「辺野古アセス」のカテゴリ(http://okinawabd.ti-da.net/c187758.html

大事なことは専門家が決めるのではなく、市民が決めることに行政と専門家が助力する、というのが民主主義というもの。沖縄県内の方も県外の方もぜひご協力お願いします。
icon_takagawa.jpgこんにちは。保全研究部の高川です。

NACS-Jの「生物多様性の道プロジェクト2011」では、生物多様性地域戦略づくりの推進をしています。
そのモデル地域のひとつ千葉県北西部で進んでいるプロジェクト「下総(千葉県)生物多様性アクションプラン」の推進会議を1月22日に開催しました。

このプロジェクトは、千葉県北西部で、さまざまな分野の市民団体を巻き込みながら生物多様性や生態系サービスにとって重要な場を再発見し、市町村の境界を越えた広い範囲での生物多様性保全のためのアクションプランをつくり、実行することを目指しています。
20120122下総アクションプラン推進会議2
今回の推進会議は、この春からのプロジェクトの本格始動に先立って、まず地域の活動を共有していくことを目的に行いました。
今後のプロジェクトの中核を担う各市町村の自然保護団体の中心的メンバーに加え、消費者団体である生協の方や国立環境研究所の研究者、流山市役所の職員の方などにご参加いただきました。
会議では、各市町村の保全の現状や、これまでの活動の成果・課題について参加者から発表いただきました。
20120122下総アクションプラン推進会議2NACS-JからはCOP10の成果や愛知目標についての報告とプロジェクトの趣旨をお話し、グループ討論で今後の下総アクションプランの可能性を話し合いました。

今後もほかの市民団体への協力要請や推進会議を続けながら、春からのプロジェクト始動に向けて、準備を進めていきます。



icon_ohno.jpgこんにちは。保護プロジェクト部の大野です。

昨日22日に行われた沼田眞授賞式のことが毎日新聞で報道されました。

【毎日新聞】
沼田眞賞:「長島の自然を守る会」に 中国電上関原発に反対、生態系保護訴え

沼田眞賞授賞式沼田眞賞記念写真

長島を含む上関原発予定地周辺の自然環境の豊かさを「長島の自然を守る会」が研究者や地元漁師の方々と協力しながら調査し、実績をあげてきたことが紹介され、高島美登里代表のコメントも掲載されました。



昨日の授賞式にはたくさんの方々にお越しいただき、またインターネット中継でも多くの方々に授賞式と講演を見ていただきました。
改めまして御礼を申し上げます。

授賞式、講演会は以下のページで録画をご覧いただけます。
見逃した方は、どうぞご覧くださいませ。



【IWJ中継市民チャンネル 東京Ch3】さん http://ustre.am/zGd1
【原子力資料情報室(CNIC)】さん http://www.ustream.tv/channel/cnic-news 




icon_watanabe.jpg


こんにちは、広報・編集部の渡辺です。

1月19日の日誌で安部がお伝えしていますが、沖縄の辺野古・環境アセス評価書が沖縄防衛局のWebサイトで公開されました。
NACS-Jも公開とともに評価書全文の解析をするため、印刷を始めファイリング作業を行いました。

20120122事務所の辺野古評価書
PDFのダウンロードだけでも3時間かかったこの作業、環境省ほか関係部局でも同様に出力の作業が行われたとのこと。
7000ページの評価書、というと、この厚さ! 解析にも時間と人手がかかります。








201201221事務所の辺野古評価書大野チェック中保護プロジェクト部の大野が分類しながら解析の手順を検討しています。この後、各専門家に専門の関係項目部分ごとに手分けをして、それぞれ分析を進めていきます。



icon_shimura.jpg広報・編集部の志村です。

田ノ浦
今日1月22日は、沼田眞賞記念講演会。 
沼田眞賞記念講演会は、13時から清澄庭園大正記念館(東京都江東区)で開催します。
瀬戸内の原風景を残そうと取り組んでいる「長島の自然を守る会」の皆さんの活動の原動力、子どもたちに贈りたい"奇跡の海"とはどんな場所なのかをお聞きします。

受賞団体の記念講演 13時30分~「上関原発計画に向き合い、奇跡の海・長島の生物多様性の豊かさを守る」 高島美登里(長島の自然を守る会代表) 。

海鳥の専門家や地元びわ農家の方もゲストにお招きしての、記念講演やパネルディスカッション。これまでの活動のリスペクトと、これからの応援にぜひご参加ください!


沼田眞賞記念講演会は、
【IWJ中継市民チャンネル 東京Ch3】さん http://ustre.am/zGd1
【原子力資料情報室(CNIC)】さん http://www.ustream.tv/channel/cnic-news が、
Ustream中継してくださることになりました。会場に来られない方もぜひご覧ください!

●プログラム●
■開会・授与式 13時~

■受賞団体記念講演 13時30分~
「上関原発計画に向き合い、奇跡の海・長島の生物多様性の豊かさを守る」
 高島美登里(長島の自然を守る会代表)

■記念講演 14時30分~
「長島・祝島の豊かさをひもとく」
①「瀬戸内海の原風景を今に残す長島と祝島」
 加藤 真(京都大学教授・日本生態学会自然保護専門委員会)
②「カンムリウミスズメ・海鳥の調査からみえてきたこと(仮題)」
 飯田知彦(鳥類・生態系研究者、九州大学農学博士)

■パネルディスカション 15時45分~
「奇跡の海・長島のこれまでと、これから」
話題提供:「祝島の暮らしと原発計画の反対運動」
山戸 孝(びわ農家、祝島市場運営)
上記講演者と長島の自然を守る会、科学者、調査者、住民との連携を軸にパネルディスカション

■閉会 17時



損保ジャパンラーニング制度のインターン生として7月からNACS-Jで働いている寒河江(さがえ)大亮です。

損保ジャパンラーニング制度とは、損保ジャパン環境財団が行なっている長期のインターンシッププログラムです。環境問題に興味のある学生が日本全国から集まり、8カ月間環境活動を行っている希望のNGO、NPO、財団法人で働き、保全の現場を身をもって体験します。これにより環境問題や市民社会のあり方について考え、自ら環境問題に取り組む人を育てることを最終目標としています。

私は今、同じインターン生の伊藤さんと一緒に2月4日に行われる生物多様性地域戦略づくりのシンポジウム「みんなでつくる生物多様性地域戦略 ~暮らしと自然の未来像~」の準備を行なっています。
今回の私の作業は参加希望の方から送られてきた申し込み書をもとに参加者名簿の作成や申し込み用紙のファイリングをしました。
1月19日までで、81人方からの申し込みをいただきました。参加希望の方がさまざまな団体に所属していることやさまざまな地域に住んでいることを知り、今回のシンポジウムの規模の大きさというのを実感し、よりいっそうの責任感を持つことができました。

他には、当日参加の方に書いていただくアンケート質問案や講壇者のネームプレートを作成しました。今回のシンポジウムが参加者にどのような影響を与えることができるか、今後の課題などをよりわかりやすいものに出来るアンケートをつくっていきたいです。

当日まで、少しでも私ができることを行い、シンポジウムの成功に貢献できるように頑張っていきたいです。

20120121-インターン生―寒河江くん
←左手前の座っているのが伊藤さん。立っているのが私(寒河江)です。



icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

先日、ようやく現地沖縄での辺野古のアセスの膨大なファイルの閲覧公開がはじまったことをお伝えしましたが、NACS-Jからも早く全文内容を一般公開して欲しいと沖縄防衛局及び沖縄県に要望していました。

本日18日夜ついに、沖縄防衛局のウェブサイトに普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書とその要約が掲載されました。

7,000ページもある書類です。以下のページから閲覧・ダウンロードできます。
・普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書と要約 1/19日付け

環境影響評価書の手続き過程では市民への公告縦覧の義務が無いのですが、情報を公開させたのは運動の大きな成果です。

NACS-Jではこの評価書の分析を開始しています。

そして今日19日、沖縄県西原町でこの評価書の審査会が行われます。

■平成23年度 第10回沖縄県環境影響評価審査会
○日時:平成24年1月19日(木) 13時30分~16時30分
○場所:エリスリーナ西原ヒルズガーデン
(℡ 098-946-5555)(沖縄県中頭郡西原町字津花波431番地)
○諮問:普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書の審査について
○議題:普天間飛行場代替施設建設事業(飛行場事業)に係る環境影響評価書について
※審査会の傍聴席数は100席程度予定
※問い合わせ先:沖縄県環境生活部環境政策課 TEL 098-866-2183


今後とも辺野古のアセスの動向にみなさまのご注視をよろしくお願いいたします。

7000ページの評価書
←沖縄県環境政策課で閲覧した7,000ページの評価書


icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

日本生態学会の関東地区公開シンポジウム「生態学者の多様なキャリアパス:NGOで活躍する生態学者たち」にて「生物学者のスキルをNGOで活かそう!」と題して講演しました。

厳密には私は生態学で学位を取った訳ではないのですが、類似の分野での学位取得後のキャリアパスについて知りたいということで演者の一人となりました。

最初にコンサベーション・インターナショナルの浦口あやさんから「至るべくして至った国際NGOでの仕事」と題し、環境系のシンクタンク研究員を経験されNGOに至るまでの経緯、またNGOとは何かを話され、NGOはボランタリー(自主性)を確保しつつ、プロフェッショナルでなければならないと熱く語っており、ご自身の仕事にやりがいと誇りを持ち取り組んでいる様子がよくわかりました。

続いてバードライフインターナショナルの佐藤真弓さんから「国際環境保全団体で働く:求められる専門知識とスキルそして能力」と題し、NGOでの仕事にどのようなスキルが必要かの説明があり、またご自身の波乱万丈な進路や就職活動のご経験を紹介されていました。やはり論文を書く時間の確保のため休みを取らなければならないほど忙しものの、大変充実した日々を送っているとのことでした。

安部は自身の現在までのキャリアや仕事への活かし方、NACS-Jのこと、NACS-Jの沖縄での取り組みを話したあと、この数週間の仕事について特に重点を置いて話をしました。辺野古の裁判証人証言をした話や、科学性と民主性という2本の柱からかけ離れた環境アセスメント法の現状など、シンポのテーマとは少し離れてしまいましたが、NGOの仕事の一環として、現実の問題と闘っている様子をお伝えでき、特に多くの若い聴衆からは良い話を聞いたとご感想をいただきました。

←講演するバードライフ・インターナショナルの佐藤真弓さん


icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。
那覇地方裁判所で行われていた3日間にわたる環境アセスについて、やり直しを求める訴訟(辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認請求事件)の集中審理の3日目が13日に終わりました。

3日目には3名の方から証言がありました。
元帝京科学大学教授の粕谷俊雄氏は「調査の影響で生息環境が損なわれた可能性がある」、
ジュゴンネットワークの細川太郎氏は 「日本のジュゴン保全の最重要海域として基地建設は不適当だ」と述べ、
原告の1人・吉川秀樹さん2007年の事前調査に国が掃海母艦「ぶんご」を投入したことに「恐怖を感じた」と振り返り、市民参加を妨げる国の強行姿勢に司法の正当な判断を求めました。

その夜は那覇市内にて『辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認請求事件』報告会が開かれ、証言した各分野の専門家が簡単に証言内容を発表しました。
弁護団からは「裁判所からこんな裁判できないといつ言われるか、わからないような裁判だったがチャレンジしてみて良かった。このようなアセスの闘いの中で、集中審理を迎えることができて良かった」とこれまでの経緯がいかに大変だったか述べられ、また「しかし、裁判官は自分たちのやり方に耳を傾けてくれたし、現地進行協議も裁判官から申し出てくれた。裁判自体にも手応えがあった。」と良好な手ごたえであることが報告されました。
証人証言は大変でしたが、達成感も大きくやって良かったと私も思います。

またこれらの流れを受けて沖縄県環境政策課では評価書全文を希望者に閲覧させることを開始し、さらに住民意見を受け付け、知事意見に反映する方針を固めたとのことです。(http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-14_28476/)

NACS-Jも沖縄・沖縄・生物多様性市民ネットワークと一緒に13日に、事業者である沖縄防衛局に対し、環境影響評価書をインターネット上で公開するよう求める要望書を発表しました。

NACS-J活動記録


報告会で粕谷俊雄氏←報告会では怒りを見せてお話されていた元帝京科学大学教授の粕谷俊雄氏












環境影響評価書の閲覧
←沖縄県環境政策課にて環境影響評価書(7,000ページ)を熱心に閲覧する住民たち


icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。
 
那覇地方裁判所では普天間基地の辺野古移設に向けた環境アセスについてやり直しを求める裁判(辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認請求事件)が行われています。

初日の11日は環境アセスの専門家である、沖縄大学の桜井国俊教授は、追加提出された方法書に、住民が意見を述べられなかったことや、ジュゴン調査の問いの立て方などを挙げて、「アセスの2本柱である、科学性と民主性が2本とも損なわれている」と指摘。
続いて花輪伸一氏(元WWFジャパン、沖縄・生物多様性市民ネットワーク)が移設先となっている地域の自然の大切さや環境保全措置の不備などを証言しました。
 
2日目の12日は安部がトップバッターとなり「辺野古/大浦湾のサンゴ礁における環境アセスメント調査の問題点」について証言しました。
準備書の記載は工事が環境にどのような影響を与えるかについて、比較対象となるポイントが設定されていないことを指摘し、準備書の科学性について疑問を述べました。
また、2011年12月に提出された評価書について、「サンゴの価値や回復の度合いを過少に評価している」と意見を述べました。これに対しても他の証言者と同様に、国側からの反対尋問はありませんでした。

午後は宜野湾市の山内繁雄基地政策部長が原告の証人として出廷し、日々の生活のなかでの経験に基づくことを述べたうえで、「配備が予定されているMV22オスプレイは、環境影響評価書の想定より飛行経路が広くなるのは確実」と証言しました。説得力のある証言でした。

明日、3日目の13日は3名のジュゴンの専門家からの証言があります。
 
安部の証言分は琉球朝日放送にて報道されました。
◆環境アセスやり直し裁判 専門家が「アセスは科学的でない」と批判

普天間裁判弁護士と安次富さん
←私の担当弁護士、三宅俊司先生のご挨拶。左はヘリ基地反対協議会代表の安次富さん。











辺野古裁判傍聴者
←事前集会の最後に気合いを入れる原告と傍聴者たち。


icon_taguchi.jpg広報・編集部の田口です。

2011年から2020年は、「国連生物多様性の10年」。
世界で協力し生物多様性の保全に取り組もうという国連決議です。この決議は、日本の市民団体や国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)の提案を受け、日本政府が動き、実現しました。
昨年12月には金沢市で、国連生物多様性の10年・キックオフイベントが開かれ、いよいよ世界的な取り組みとして本格始動しました!

20120113CBDweb.jpg
会報『自然保護』1・2月号のニュースハイライトコーナーでは、「今すぐ、あらゆるところで動きはじめ、自らの手で未来を変えよう!」という、ジョグラフ生物多様性条約事務局長からのメッセージを、ご紹介しています。

その記事が、生物多様性条約の事務局(inカナダ)のウェブサイトでもご覧いただけることになりました。会報では限られた誌面のためメッセージの一部をご紹介しましたが、英文ではメッセージ全文が掲載されています。ぜひご覧ください。


生物多様性条約事務局(inカナダ)のウェブサイト

icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

泡瀬干潟 サンゴ調査
1月9日に泡瀬干潟を守る連絡会と泡瀬干潟のサンゴ調査を行いました。
合計17名のボランティアに参加いただき、泡瀬干潟の埋め立て地から約2kmほど離れた場所に生息しているサンゴ群集の調査を行いました。
毎年定点で行っているモニタリング調査です。

昨年5月の調査時にはサンゴの被度(海底を覆っている生きているサンゴの割合)は41.9%と2008年調査時よりも少し回復していたのですが、今回の調査の結果ではまた26.9%と低下していました。
昨年の調査時点では工事が一時中断していたので環境が一時的に良くなり回復したものと思われますが、昨年10月末より再開された工事の影響が出ている可能性が高いと思われます。

調査について新聞報道されました。

沖縄タイムス:泡瀬サンゴ被度 前年比15ポイント減


図:生きているサンゴの割合の変化

泡瀬干潟 サンゴの割合


icon_abe.jpgつづいて、同じく保護プロジェクト部の安部より、沖縄県で行われる辺野古違法アセス訴訟の証人による報告会のご案内です。

『辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認請求事件』報告会のご案内

■■辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認請求事件■■
1月には沖縄県那覇地方裁判所にて「辺野古環境影響評価手続きやり直し義務確認請求事件」(辺野古違法アセス訴訟)の13名の専門家による証人証言が行われます。NACS-Jの安部真理子も証人として証言を行います。

証人はほかに、元WWF-J の花輪伸一氏、元帝京科学大学の粕谷俊雄氏、ジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎氏、 宜野湾市役所の山内繁雄氏、沖縄大学の桜井国俊氏、広島修道大学院の山田健吾氏及び原告でもある真喜志好一氏らで、これら証人による報告会が、以下の日程で行われます。
当日に現地にいらっしゃる方、ご興味のある方はぜひお越しください。

日時:2012年1月13日 18:00-21:00
場所:教育福祉会館2階ホール(沖縄県那覇市古島)
参加登録:不要
主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
問い合わせ:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
        川満folkswind@yahoo.co.jp

※沖縄県那覇地方裁判所での証人証言は、傍聴が可能です。
(定員オーバーの場合は抽選となります)
 日時:1月11日(水)~13日(金)、2月1日
 *1月12日(木)10:15~11:30には、NACS-J安部が
 「辺野古/大浦湾のサンゴ礁における環境アセスメント調査の問題点」について証言します。

※訴訟集中審理についての詳しい情報は、沖縄・生物多様性市民ネットワークのブログ記事で掲載されています。

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■NACS-Jの沖縄・辺野古 大浦湾の保全活動についてはこちら
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/henoko/

■辺野古~ジュゴン生息海域の海を基地建設による破壊から守る活動へのご支援
>Yahooポイント、Yahooウォレットをお持ちの方
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/2189002/
>クレジットカード、ネットバンキング御利用の方

icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。
沖縄・生物多様性市民ネットワークアオサンゴ作業部会の写真展が名護市の素敵なギャラリー「みんたまあ」で行われています。
写真家の牧志治さんが今まで撮りためた大浦湾の生きものたちの様子が、コンパクトに展示されています。
今月15日までですので、お近くに行かれるかたはぜひ足を運んでみてください。

アオサンゴ部会写真展「沖縄うみさんぽ 辺野古・大浦湾」

うみさんぽ写真展
←写真1:写真を解説する写真家の牧志さん










うみさんぽ写真展の様子
←写真2:写真展の様子










そして南に移動し、泡瀬干潟を一望する博物館カフェ「ウミエラ館」に寄ったところ、ここにも泡瀬干潟を何とか守ろうとがんばっている館長の屋良朝敏さんがいらっしゃいました。

明日は泡瀬干潟のサンゴ調査です。昨年の11、12月の2カ月でかなり土砂が投入されてしまったのでサンゴ群集への影響が心配です。

ウミエラ館
←写真3:ムナグロの群れとクロツラヘラサギの姿に見入る館長の屋良さん

icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

安部真理子投稿記事
本日1月7日の朝日新聞の「声」の欄に、「辺野古の環境守れないアセス」という見出しで、投稿記事が掲載されました。

沖縄防衛局の事前調査自体の環境への悪影響や、埋め立てがもし実行されれば、確実にジュゴンの餌場の海草藻場が失われるであろうこと、周辺環境に与える影響が予測されずに「自然環境に対する影響は少ない」と結論づけていること、などこれまで主張してきた、今回のアセスのさまざまな不備について指摘しています。

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辺野古の環境守れないアセス
環境団体職員 安部 真理子 (横浜市港北区 45)

 普天間基地の移設候補先である沖縄県名護市辺野古海岸の運命を左右する環境影響評価書(アセスメント)が政府が沖縄県に提出した。が、多くの問題があり海域の貴重な生き物を守ることは難しいと考える。
 私が一緒に活動してきた沖縄の環境団体は1998年から辺野古沖サンゴ礁の健康度の変遷を調査し、サンゴ礁は順調に回復していることを確認していた。環境影響評価の正式な手続きの前に行われた沖縄防衛局の事前調査は、海底に多くの器具を設置するなど調査自体が環境に影響を与えるもの・・・・

*投稿文全文は、朝日新聞デジタル(有料サイト)の2012年1月7日版に掲載 http://digital.asahi.com/20120107/pages/shasetsu.html

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■NACS-Jの沖縄・辺野古 大浦湾の保全活動についてはこちら
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/henoko/

■辺野古~ジュゴン生息海域の海を基地建設による破壊から守る活動へのご支援
>Yahooポイント、Yahooウォレットをお持ちの方
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/2189002/
>クレジットカード、ネットバンキング御利用の方

icon_taguchi.jpgあけましておめでどうございます。広報・編集部の田口です。

会報『自然保護』は今年もさまざまな特集やコーナーページで、みなさんの自然保護ライフにお役に立つ情報をお届けします。

新春 2012年1・2月号の特集は「地域が輝く生物多様性地域戦略づくり」。
地域の市民力で実効性の高い地域の自然が守られる戦略をつくるためには、何がポイントになるのか?
実践する地域の最前線からのレポートをお届けします。
みなさまのお手元に届くのは間もなくです。どうぞお楽しみに。

また、この掲示板コーナーで、秋田県自然保護団体連合の奥村清明さんから「東北自然保護の集い」についてご紹介をいただきました。

東北各地の自然保護団体が集まって話し合う「東北自然保護の集い」は、2011年9月に開催されました。今回は例年とは違い、「東日本大震災から何を学ぶか」がテーマとなりました。

この集いで、東北の豊かな森林資源の活用、脱原発を訴えるアピール文が出されました。東北の方々からの想いのこもったメッセージです。ぜひご覧ください。

アピール全文はこちら。

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