2008年11月アーカイブ

自然を守る仕事に携わりたい!と思って7月から日本自然保護協会でインターンをしています。最初はすごく緊張していたのですが、温かく迎えていただき今は色々経験させていただいています。


はじめにお世話になったのは保全研究部で、環境省の「モニタリングサイト1000里地調査」に関する仕事にかかわらせていただきました。
NGOと聞くと現場に出向いて直接活動をするというイメージでいたのですが、デスクワークも多くあって、直接的というよりも間接的に自然保護活動をサポートするような仕事も多いんだなあ、という印象を受けました。
保全研究部での活動中に一番強く感じたことは、日本自然保護協会は自然を守りたいと思っている方たちのサポーターだという事です。

(調査説明会)
モニ1000里地調査のサイトを持っている市民の方に、調査に関する必要な事務手続きの詳細をお知らせする説明会のお手伝いをしました。実際にフィールドを持って調査を続けている市民の方たちがどのような活動をしているのか、どのような気持ちを持って活動されているのかを聞くことができてとても刺激をうけました。また、調査の後継者がいないんだよと言う話には考えさせられるものがありました。
もっともっと多くの人が自然保護活動に参加するようになって欲しいし、特に私たち学生も参加していかなければと感じました。

写真:調査説明会

 

(調査講習会)
横浜自然観察の森に行ってモニタリング調査の講習会に参加させていただきました。
専門の先生方にチョウや植物の話をうかがいながら調査ができて、お手伝いに行くというより参加者のひとりとして自然観察を楽しむといった感じになってしまいましたが、モニ1000里地調査の中身を知ることができました。チョウの調査では、初めてと言っていた参加者の方が講師の先生の図鑑や実物を使った見分け方講座を受けた後には、チョウ発見レーダーがついたかのようにチョウを見分けていて、同定力を身につけるスピードの早さにビックリしました。
市民の方たちの調査によって日本の伝統的景観である里地里山が100年後も残っていくことを願いたいです。 

写真:調査講習会

(インターン 菅原のえみ)

10月18日(土)、19日(日)に、鳥取県・大山国立公園で開催された「中国地区自然観察指導員講習会」に、会報制作の情報収集も兼ねて参加させていただきました。
島根県、広島県、岡山県、山口県、鳥取県の5県の指導員さんたちが1年に一度、開催している交流会で、今回は約50名の指導員さんが集まりました。

1日目は、大山の自然を学べる大山自然館の見学と小グループに分かれて鳥取の指導員さん解説による自然観察会。その後、地元のお菓子メーカーの方による「栃餅」にまつわるお話と、元NACS-J職員講習会担当で、現在は軽井沢(群馬県)で野性動植物の調査・保全活動や環境教育を行っている「ピッキオ」でインタープリターをしている伝井真弓さんによる、「ピッキオが行っているエコツアー」の話。そして、夜は皆さんが一番楽しみにしていた(!!)、地元の食材を使った夕食~懇親会。2日目は、みんなで大山道のトレッキング、と、とても内容の濃い2日間でした。



写真:伝井さん

「ピッキオのツアーで、参加者に自然に親しみ、興味を持ってもらうことはできていると思うけれど、これからは、ツアーに参加したことで、参加者が自然を守るためにライフスタイルを変えた、となるぐらいのツアーにしていきたい」と、伝井さん。

 


写真:トレッキング

2日目は大山道のトレッキング。50人もの指導員さんが集まれば、鳥、植物、昆虫、地形などとそれぞれ詳しい人がいるので、わからないことはない!という感じ。ただ種名を教え合うのではなく、名前の由来や性質などなど解説し合っていたあたり、さすがでした!

 


写真:交流会集合写真

閉会式前には、全員集合しての撮影会。鳥取の皆さん、準備、当日の運営、本当にお疲れ様でした。とても楽しい2日間を過ごさせていただきました。
来年担当の山口の皆さん、頑張ってくださいね!
(集合写真提供の谷本哲男さん、ありがとうございました)

(編集部 渡辺聡子)

フォークシンガーのイルカさんがIUCN初の親善大使になってもう4年が経ちますが、今回自然保護フォーラムの場でコンサートを開催することになりました。

10月8日の20:30~21:30という遅い時間帯のプログラムにも関わらず、100名以上が参加し、手拍子をし、楽しみました。会議場として使うスペースに設営したステージなので、客席との距離がほんの3~4m程度。

イルカさんの歌詞は、イルカさん自身の自然に対する思いにあふれていて、配布されたプログラムには歌詞の英訳も載せていたので曲に込めた思いも海外の方に伝わっていたようです。

 

写真_イルカさんコンサート

写真 臨場感あふれるライブ 英語・スペイン語・日本語を
交えながらのトークも会場を沸かせていた。

(保全研究部 道家)

10月8日、日本から参加したNGOジュゴン保護キャンペーンセンター主催のジュゴン保護ネットワークに関するノレッジカフェが開催されました(ノレッジカフェについては第3話参照)。テーブルには、日本からだけでなく米国、フィリピン、タイ、モーリシャス、南アフリカなどから20人近い人が集まりました。

 ジュゴン保護キャンペーンセンターの吉川秀樹さんの進行で、
(1)2010国際生物多様性年におけるジュゴン保護のPRについて、
(2)ボン条約におけるジュゴン保護の覚書への参加促進について、
(3)普天間飛行場移設計画の環境アセスメントの日米共同実施について、
意見交換が行われました。NACS-Jからは、これまで取り組んできた、沖縄ジャングサウォッチに基づく、普天間飛行場移設計画の問題点を説明しました。

 

写真_ジュゴン保護についてのノレッジカフェ

写真 ノレッジカフェの様子

(理事 吉田)

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