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2006年11月アーカイブ
今日は図書整理の日。アルバイトの方に地道な入力作業をしていただきながら保護担当・小林が陣頭指揮(?)を執っています。
単行本だけでなく、ニュースレターや報告書、図鑑に辞典、地図にビデオ、おまけに英文資料も......。じつにさまざまです。ちなみに移転先を探していたとき、資料を全部置いても平気な強度、というのが条件の一つでした。(以前の事務所は、大きな本棚は壁際に限定という物件だったのです。)
引っ越して少しは閲覧しやすくなったので、会員の方はぜひお気軽にご利用ください。いただいた書籍・資料がほとんどなので偏りもありますが、自然保護関係に限ればかなりの情報量です。 (普及広報部・志村)

ニュースレターもあります。

蔵書リストを見ながら悩んでいます。
今日は、2週間に1度の事務局会議の日でした。
事務局スタッフ全員出席の会議で、日頃、パート別に進めている業務について、それぞれの進捗状況などを報告したり、調整をしたりします。会員の方から寄せられた保護問題の相談、提出準備をしている意見書の内容、出席してきた会議のようす......などなど、話題は多岐にわたります。
それと、11/26日曜日の「わくわくアートコンテスト」表彰式に、審査委員を務めた佐藤事務局長が出席してきたそうです。高尾の森わくわくビレッジによる、身近な木材を使って生き物を表現するコンテストです。
日本自然保護協会賞は、足立区の小学校3年生・鎌倉美緒さんの「バッタ」。自然しらべでバッタをテーマにしている今年のNACS-Jに、ぴったりの作品です。むだのないまとまったデザインの中にあふれる力強さが高く評価されました。 (普及広報部・志村)

事務局の風景をバックに入選作品を紹介したパンフレット
11月25日の土曜日に、日本ファシリテーション協会(FAJ)の定例会で観察会をしてきました。
観察会での自然観察指導員の役回りを、ファシリテーションの視点でみてみようという企画です。
はじめは、FAJのみなさんだけで歩き、次に同じルートを指導員がいっしょに歩きました。ここまでは小春日和の新宿御苑での楽しい自然観察会です。
その後、室内に移動してワークショップ開始。自分だけの気づきと、指導員がいるときの発見・気づきの変化を比較。さらに、そのとき指導員が何をしていたかを思いおこし、グループごとに分析してもらいました。
観察した内容はグループでそれぞれでしたが、どのグループも、指導員がいかにファシリテーションしていたか、はっきりと現れていました。指導員のみなさん、ご協力ありがとうございました!(普及広報部・志村)
観察会のようす
気づきの変化と、そのとき指導員がやっていたことを整理してみると......
観察会のようすを思い浮かべながら、グループごとに作業中。
少し話が前後してしまいましたが、IUCN本部では、イブラヒム事務総長代理に表敬訪問をしたのち、前回紹介したジェフ氏やマーサ氏のほかにも、ラフィク氏(「ビジネスと生物多様性」テーマの部長)や世界自然保護会議の準備チームなど大勢の方にお会いしてきました。
IUCNが生物多様性保全の分野で何をしているか、何を次の課題と考えているかを調査するのが今回のミッションなのですが、お気づき方もいると思いますが、楽しんでいます。
これにはちゃんとした理由があります。
IUCNは会員に対して「みなさん(会員団体)と私たちは家族のようなものですから、リラックスして、何でも気軽に相談してください」と呼びかけます。今回、イブラヒム事務総長代理にもこのように話しかけられました。以前、アキムシュタイナー事務総長(現UNEP事務総長)からも、このように話してもらったことがあります。
IUCNは世界中の自然保護に関わるグループ(国や省庁も含む)からなるネットワーク団体です。50年以上ずっと、会員からの知識や経験を集約し、またそれを世界中に発信していくというやり取りをしていく中で、培われた文化・精神なのだと思います。
このような素晴らしい雰囲気の中で、多岐にわたる事柄を調べることができました。決して、海外で羽を伸ばせるから楽しんでいる訳ではありません。
さて、次はドイツのボン、IUCNの環境法センターに向かいます。

イブラヒム事務総長代理との面会

IUCNの隣町NYONの夜明け
(保護研究部・道家)
連載3回目にして、いきなり、飲み会の話です(ちゃんと仕事はしていますので、、、)
IUCNでは、月に1度(だいたい最終金曜日)、本部建物で慰労のための飲み会を開催するそうです。たまたま、私のIUCN訪問最終日(11月24日)がその日だったので、参加させていただくことにしました。
写真を見るとそんなに人が多くないと感じるかもしれませんが、IUCN本部には、現在120名の職員が働いています。ですが、ほとんどの職員が世界中を飛び回っているため、建物にいる人はそんなに多くありません。
職員それぞれでワインやお菓子などのおつまみを持ち寄って行います。
こういうちょっとしたイベントも職場内のよい意見交換になるそうで、かなり古くからの習慣だそうです。
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(保護研究部・道家)
実は私も初めてIUCN本部を訪れることになるのですが、ここでIUCN本部職員といくつもの会合を持つ予定です。さて、今回はジェフ・マクニーリIUCN主席研究員とマーサ・ロハス国際協定担当部長(生物多様性条約)にお話を伺いましたので、その一部をご紹介します。
■IUCNと生物多様性条約の関わりについて
ジェフさん「生物多様性条約や国家戦略とIUCNの関わりは非常に深いものがあります。1982年にバリで開催された第3回世界公園会議で『種の保存や保護地域、持続可能な利用などさまざまなテーマを包括的に議論する条約』の成立に向けてIUCNの活動を強化することが決まり、1987年に条約の素案をUNEPに提案、1992年の地球サミットで採択されます。
それ以降も、条約の締約国会議、科学会議、ワーキンググループなどほぼすべての事柄にIUCNは関わっています。国家戦略についても同様で、IUCNは75カ国で国家戦略策定にアドバイザーとして関わってきました。
生物多様性条約はIUCN多くの仕事の中核といえる条約のひとつなのです。」
■生物多様性、それは人間すべてのあらゆることに関係する!
(Biodiversity All our Business!)
マーサさん「生物多様性を考える上で重要なのは、環境だけで考えるのではなく、貿易や経済、教育、科学技術というすべての分野に、生物多様性の視点を組み込むということが大事です。EUでは、環境への直接支払い制度など農業の分野で進んでいます。現在は企業などの民間セクターの分野で、生物多様性という視点を企業活動の中に取り入れることが進んでいます。」
ほかにももっと多くの話をしたのですが、長くなりましたので、今回はこの辺で終わりたいと思います。
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本部の建物の写真のIUCNのロゴがUICNとなっているのはこちらが、フランス語圏だからです。
(保護研究部・道家)
「私は虫がちょっと苦手なんだけど、子どもには自然が好きになってほしい。」そんなふうに考えているお母さんはいらっしゃいませんか?
NACS-Jでは、お子さんの関心を自然に向け、自分で調べたり、自分から自然に触れていくように促すためのノウハウをお伝えするリアルネイチャー・セミナー「マムズ・ルーペ」を開催します。
そのマムズ・ルーペのチラシができあがりました。イラストレーターのわたせせいぞうさんのご協力で描いていただいた素敵な親子のイラスト入り。バール・カフェ・デル・ドジェ(玉川高島屋SC8F)や、kurkku(クルック・原宿駅徒歩15分)、RUBY CAFÉ(アトレ品川4F)などに置かせていただいています。お心当たりのお知り合いの方がいらっしゃったらぜひチラシを!
第1回目は今週、11月24日(金)と26日(日)、東京世田谷・二子玉川兵庫島&玉川高島屋内カフェで行います。
2回目以降の日程など、詳しくはこちらをご覧ください。(普及広報部・田口)
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