icon_watanabe.jpg 会員連携室の渡辺です。
 
日本自然保護協会では、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町寺浜地区で、絶滅危惧種である湿地植物・ミズアオイやミズオオバコの保全活動を進めています。(詳細はこちら
 
今年は、日本自然保護協会の事務所が入っているビルの屋上でのミズアオイやミズオオバコの域外成育実験を始めています。
4月下旬、南三陸町で湿地の手入れ作業に行ってきましたが、その際、ミズアオイやミズオオバコの種が混じっているはずの湿地の泥を東京に持ち帰り、屋上にて実験を開始。(そのときの様子はこちら
 
約1か月たった今の状況は・・・↓ 
 

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▲何種類かの植物が芽を出していました! が、まだミズアオイやミズオオバコの芽は出てきていなそうです…。
 
 
 
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しかし、東京のオフィスビル街の屋上は、周りもコンクリート、地面もコンクリート……、5月でも晴れた日はとても暑く、日々の水やりが欠かせません。これから地中温度と屋上の気温を測定しながら、生育状況の経過をみていきます。
 
 
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さて、ミズアオイは東京のビルの屋上でも無事に芽を出してくれるでしょうか。
 

沖縄島に出張してきました。

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icon_tsujimura.jpg保護室の辻村です。
 
 2016年5月18日から21日まで辺野古・大浦湾、嘉陽、泡瀬干潟の現場を駆け足で回ってきました。
今年の保護室では、土砂の移動に伴う外来種の混入を防ぐことをメインテーマの一つに掲げています。現在、奄美大島の採石場では山が大きく切り崩され大量の土砂が野積みになっています。これらの土砂が、現在、建設が進む那覇空港第2滑走路のための埋め立て土砂に使われます。また、米軍基地建設移設のため辺野古の海の埋め立てにも奄美大島からの土砂が使われることになっています。
このように山は破壊され海は埋め立てられるという問題に共通しているのは土砂です。そしてこの土砂が埋め立てのためなどで他の場所に移されると土砂の中に混じっている生物も一緒に移動することになり、その地域にいないはずの生物が土砂とともに入ってきてしまい、本来の生態系を壊してしまう、という外来種問題が発生します。(実際に、那覇空港の埋め立てに使う予定の奄美大島の採石場周辺では特定外来生物のハイイロゴケグモが見つかっています。)
独自の生態系が発達している小笠原諸島や南西諸島ではこれまでも外来種の移入が問題視されてきましたが、そもそも日本自体が島しょ国ですから外来種問題は、日本のどこでおきてもおかしくはないのです。
保護室では、日本各地で土砂の移動によって外来種が移入し生態系に影響を及ぼしうることを問題視し、土砂の移動による外来種問題をメインテーマの一つにしました。
これまで、自分は国立公園での自然保護問題として小笠原諸島の保全やリニア中央新幹線建設問題、地熱開発などの現場を担当してきました。リニア中央新幹線は路線の8割以上が地下トンネルですので大量の土砂が発生します。このように、自分がこれまで見てきた現場の多くは「土砂の供給源」としての場の問題でしたが、今回の沖縄の出張は、「土砂の受け入れ側」の問題の現場をしっかりと把握することが目的でした。
 
 
 
4月18日に那覇空港に到着して安部と合流し、すぐに那覇空港第2滑走路の埋め立て現場が一望できる場所に行きました。元々はサンゴ礁域ですが、着々と進む工事現場の景観が広がっています。ピーク時に予約が取れないことがあるという事で滑走路を増設する事業ですが、失う自然環境の大きさは計り知れないものがあると思います。
その後嘉陽海岸のセットバック護岸を見に行きました。自然海岸を残してほしいと思いますが、海に近接した生活がある以上、最低限の護岸が必要という考えもあります。嘉陽では、地域住民と行政がしっかりとコミュニケーションをとり、合意形成をするプロセスが重視されました。開発側、自然保護側双方にとって完ぺきではないにせよ、きちんと合意を果たすことができる好例で、すべての公共事業がこのように進められれば、軋轢も少なくなると思います。
 
4月19日は辺野古・大浦湾でのジュゴンの食み痕調査に同行しました。自分はダイビングはできないので、シュノーケリングだけでしたが、海底地形に対応して様々なサンゴが分布している様子がわかりました。さらに海底地形がとても複雑です。河口部のマングローブ林の環境からサンゴ礁環境、海草藻場環境がモザイク状にあり、一見して生物多様性豊かな海域であると感じました。フロートはだいぶ撤去されていましたが、海上は賑やかで、ジュゴンはまだこの海域に出現していないことがわかりました。一刻も早く静かな自然状態に戻ることを願ってやみません。
 
4月20日は、行政関係者と意見交換をしました。彼らは2~3年で移動することが通例なので、こちらとしては毎回そもそものお話をしないと議論が通じません。自分の任期中問題がなければよいという態度の人もおられたので、より一層疲れました。個人としては良い人たちかもしれませんが、行政の役割は我々市民のために働くことであって、上司(行政機関)のために働くことではないはずです。
 
4月21日最終日は、泡瀬干潟を見に行きました。第一工区は埋め立てられてしまいましたが、まだ、干潟が残っています。NACS-Jとしてはラムサール条約に登録するべき場所とかんがえており、一刻も早い保護区の指定が必要です。泡瀬干潟を含む海域を全貌できる勝連城跡に上って景観を見ましたが、コンクリートに埋め尽くされそうになっている我が国に縮図をみるような景観でした。この場所に小さな小さな外来種が混入しても見つけることは難しいでしょう。外来種対策の基本は入れないこと。NACS-Jでは外来種を入れないことを前提として、外来種を持ち込む原因になる土砂をもたらす不必要な開発行為を止めるべく活動と調査を継続していきます。
 
 
 
 
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写真①名護市の採石場
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写真②カフェの窓から見える那覇空港増設の埋立現場
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写真③嘉陽海岸
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写真④辺野古・大浦湾
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写真⑤辺野古沖の監視船
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写真⑥泡瀬干潟遠望
 
 
 
 
 
 
icon_abe.jpg 保護室の安部です。
 
4月21日、ダイビングチーム・レインボー、チームザンのご協力にて調査員4名でトゲウミヒルモ群集にジュゴンのはみあとの有無を調査をしに行きました。
水深19.6mという深場での記録は珍しいですが、春先をメインに広がる一年草のこのトゲウミヒルモ群集では2013年と2015年の2度はジュゴン(個体C)のはみあとが確認されています。
今年ももう季節なので期待に胸をふくらませ行ってみたところ、藻場は良好だったのですが、はみあとは見られず・・・。
2013年にはNACS-Jアクションサポーターの岩本俊紀さんが3月28日にジュゴンのはみあとを発見しています。
 
*2013年:
辺野古でジュゴンの新たな食み跡が発見されました。
2015年にも4月15日、5月9日の2回の北限のジュゴン調査チーム・ザンの調査においてもはみあとを記録しています。。
 
*2015年 
5月9日大浦湾食み跡調査
 
 
今月は地元の方が4月15日と18日にも調査しています。3日目の20日今日も発見できませんでした。
まだあとから5月などに来る可能性もあり、またこのところ日本列島をおそう天候不良の影響もあるのかもしれませんが、「遅い」ということは心配です。
ジュゴンが今年も来てくれることを願っています。アオサンゴもクマノミも元気でした。
 

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保護室の安部です。少し前の活動報告ですが、沖縄出張の報告です。
 
4月14日、朝から晴れとなり、嘉陽の砂浜の様子を見に行くと、3月と比べて緑が多くなっていました。砂浜もすっかり春です。
あちこちで海岸植物の花が見られました。お孫さんを連れたご家族連れが、凧揚げをして遊んでいました。
さて、今年の自然しらべは海岸植物です。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。
◎「自然しらべ2016」 今年は海辺の第2弾。海岸植物に注目します!
 
 
 
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4月17日は、名護市東海岸の藻場の様子を見てきました。
おかしなことに前は海草があった場所に来ても何も見えません。そこで頭をぐっと水の中に入れ、海底の方をのぞいてみたところ、豊かな海草藻場が広がっていました。
雨の翌日だったため陸域から赤土が流れ込んで、海面50cm-70cm程度の層を作っていました。そのため、海面からは何も見えなかったのです。海草はその層の下にありました。
ですがこれでは太陽の光が海草やサンゴ、他の生物たちに届きません。また海草の上に土が堆積していきます。栄養分を受け取れない生物たちは弱ってしまいます。
また赤土が海草藻場に到達している場所も多々ありました。
雨の翌日のみの現象かもしれませんが、このような日が続けば、それは海の生き物たちにとって確実にストレスとなります。
潜るときに着たシャツにも赤土がびっしり着いていました。私のシャツは洗えますが、ジュゴンの海は洗うことができません。
沖縄県にはより徹底した赤土対策を望みますし、地元の方々にももう少し関心を持っていただきたい。ジュゴンの敵は米軍基地や日本政府だけではないということに。
写真は海底の海草の様子(透明、赤土の2種類)、ナマコ、カサノリ、赤土の広がりを陸から撮ったもの、シャツです。
 
 
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icon_syumiya.jpg エコシステムマネジメント室の朱宮です。
 
5月7~8日、赤谷プロジェクトの「赤谷の日」に参加しました。今回の活動としては、いきもの村環境整備、ホンドテンモニタリング、南ヶ谷湿地調査を行いました。
 
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▲赤谷サポーターの皆さん

 
いきもの村環境整備は、いきもの村の山側にある活動場所にススキが入り、藪になってしまうので根を掘り返し拡大を防ぐ作業をしました。
ホンドテンモニタリングは旧三国街道周辺を歩き糞を確認してきたそうです。
南ヶ谷湿地はクロサンショウウオの卵塊の確認や昨年度ヨシの刈り取りをした場所の状況を確認にいきました。
 
私自身は、7日の午前中は、8日に予定している小出俣試験地のシカ柵設置の下見のため、茂倉沢に設置してあるシカ柵を関東森林管理局の山口さん、赤谷センターの魚住さん、藤木さんと一緒に確認に行きました。茂倉沢に設置されたシカ柵は倒木により一部破損していたので修理が必要であることがわかりました。倒木をのこぎりで除去してネットを仮止めしてきました。
 

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▲茂倉沢に設置されたシカ柵

 
お昼に一度、いきもの村に戻り、環境整備をしている場所でご飯を食べました。
 

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▲いきもの村周辺の環境整備の様子。暑い日差しの中で掘り返しの作業はたいへんそうでした。

 
午後は、南ヶ谷湿地と呼んでいる大峰山山系周辺に見られる湿地の保全作業を見に行きました。面積は2ha弱くらいでしょうか。クロサンショウウオやモリアオガエルなどの両生類やミズチドリやウメバチソウなどの希少な植物も見られるそうです。
 

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▲南ヶ谷湿地

しかし、近年ヨシが拡大し、陸地化する中で湿地の開放水面も減少しつつあり、赤谷サポーターの方々も心配しています。
そこで、湿地をいくつかの地域に区分し、一部で刈り取り作業を行いました。昨年ヨシを刈り取ったところは池の向こう側の緑色に見える部分だそうです。今後経過を見ながら保全対策を行っていきます。湿地は時間が経過すると遷移が進んでしまうので、どのように保全を行うのがよいか試行錯誤が続いています。
 
 
翌8日は、小出俣試験地に設置されたシカ柵が雪のためにすべてのポールが折れてしまったため再設置する作業を行いました。

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▲小出俣試験地におけるシカ柵設置の前の打ち合わせ。

 
5月とはいえ日差しはきつく汗をかきながらの作業となりました。まずは、破損したシカ柵を撤去するのですが、ネットが成長した植物に絡まりできるだけ痛めないように除去するのに時間を要しました。設置に関してもわかっている人がいないので、現場でいろいろ試行しながら夕方にようやく内側のネットを張ることができました。さらにシカが近づかないように補助のネットを外側に設置していきますが、時間がなくなりあとは赤谷センターの方にやっていただくことにしました。雪国でシカ柵をメンテナンスするのは難しいので、積雪期はネットを下げるなどの工夫が必要になるかと思います。
 

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▲絡まったネットを除去する日本自然保護協会の松井

 
icon_watanabe.jpg 会員連携室の渡辺です。
 
4月26日~28日、エコシステムマネジメント室の朱宮と、宮城県南三陸町寺浜地区で進めている湿地植物(ミズアオイやミズオオバコ)の保全作業に行ってきました。
※これまでの活動の経緯は、「被災地で緊急避難させた湿地の植物のゆくえ(その1~)」をご覧ください。
 
 
夏に可憐な花を咲かせるミズアオイやミズオオバコ。今は泥の中で種が眠っている時期。今回は、移植先の湿地にびっしりと生い茂ってしまっているヨシやガマを抜き、湿地の状態を戻す作業をしました。
 
 
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▲すっかりヨシとガマが生い茂ってしまっている湿地。どこから手をつけようか一瞬怯んでしまったが、とにかく地道に作業するしかない。
 
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▲慣れない草刈り機でヨシを刈る朱宮。
 
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▲今回も、一緒にこの活動を進めてくださっている宮城大学の神宮字先生とゼミの学生さんたちが作業を手伝ってくれました。
 
 

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▲南三陸は春まっさかり。新緑の中を桜の花びらが舞い落ちる、そんな風景を見ながらの作業は、なかなか気持ちがいい!

 
 
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▲ひと通り草刈が終わった後は、水を引き、地元の方にも協力いただき、トラクターでヨシやガマの根を掘り起してもらいました。
 
 
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▲最後は、ヨシやガマの根を泥からつかみ出す地道な作業。
 
 

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▲湿地復活! 最終日はあいにくの雨。日本自然保護協会の事務所があるビルの屋上で試験的にミズアオイやミズオオバコの生息域外保全を行うために、湿地植物の種が混じっているであろう泥をすくう朱宮。

 

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▲事務所の屋上に運ばれた湿地の泥。ここからどのくらい湿地植物が芽を出してくれるかな。

 
作業中、すぐ近くの道を散歩されている方から「何をしているの?」と聞かれたので、ミズアオイやミズオオバコのことを教えると、「そんな貴重な花が波伝谷あたりにあったなんて全然知らなかった」と、2種の名前を丁寧にメモされ、「波伝谷のあたりは、震災前は小さな道のまわりにいろんな花が咲いていてそれを見て散歩するのが楽しみだんただけど、今は、復興道路とか防潮堤の建設で、震災前の風景も花もなくなっちゃったから寂しく思ってたの。このあたりはよく散歩にきているから、これからちょくちょく花の様子をみにきてみるわね! 楽しみができて良かった!」と、嬉しそうにおっしゃってくださいました。
 
2年目の去年、順調に個体が増えていたミズアオイ。今年はどのくらい花を咲かせてくれるのか、私も夏が楽しみです♪
 
 
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▲ミズアオイがあった波伝谷地区付近。復興道路や防潮堤の建設が着々と進んでいる。
 
 
 
さて、話は小さな湿地植物から大空を飛ぶイヌワシにかわります。
南三陸町にはイヌワシのつがいが暮らしていたのですが、2011年以降確認されなくなってしまいました。日本自然保護協会では、この南三陸町にイヌワシを復活させるプロジェクトを林業家やNPO団体、地権者などと進めています。
湿地の復元作業の前に少し時間があったのでイヌワシが暮らしていた山の上に行ってみました。
 
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「このあたりにイヌワシが住んでいた」と朱宮から教えてもらってびっくり!
そこは、とても素敵な里山の風景が広がる場所でした。
イヌワシというのは山奥に住んでいるもの、と思っていたので、こんな人里の上をイヌワシが飛んでいたということが信じられませんでした。
 
山菜とりにきていたおじさんや民宿の方も口々に「イヌワシがいたのはもちろん知ってるよ」「子どものころからよく頭の上を飛んでいるのをみていたもの。イヌワシは普通に見られる鳥だと思っていた」とおっしゃるので、これまたびっくり! 南三陸町の人にとっては、まるでトビのような身近な鳥のような存在のようです。
 
この里山の空をイヌワシが飛ぶ姿を、また地元の方々にみられる日がくるよう頑張っていきたいと改めて思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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生物多様性保全室の萩原です。

 

 

海辺のお花畑を見に行こう!!

いきものは、それぞれ自分に合った暮らし場所があります。

海から陸へと移り変わる場所は「海岸エコトーン」と呼ばれます。

そんな環境で生育する植物たちがいます。

「砂しかない」と思われがちの砂浜も、10年前の調査では約半数の砂浜で6~9種類の海岸植物が見られました。砂浜の花たちは、いまも元気でいるでしょうか?

5月~9月は、海岸植物の花のシーズン。「海辺の写真コンテスト!」も実施中です!
参加の方法はとっても簡単。あなたが海辺で見つけた海岸植物を写真に撮って送るだけです。

ぜひ、自然しらべにご参加ください。

 

自然しらべ2016 海辺の花さがし!特設サイト
http://www.nacsj.or.jp/project/ss2016/

 

ずっと自然しらべを応援してくださっている、

bayfmの土曜日夕方6時の番組「NEC presents THE FLINTSTONE(ザ・フリントストーン)」の4月30日の放送で、「自然しらべ」のご紹介をいただきました。

NEC presents THE FLINTSTONE(ザ・フリントストーン)

http://www.bayfm.co.jp/flint/

 

 

icon_tsuruda.jpg 事務局長の鶴田です。
 
2020年までが国連生物多様性の10年ですが、
日本自然保護協会は、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)のメンバーとして、生物多様性の普及啓発活動の推進事務局を担い、生物多様性の主流化に貢献しています。
UNDB-Jが推薦する子ども向け図書「生物多様性の本箱」の寄贈プロジェクトでは、寄贈者の募集と寄贈先の推薦を行っています。
 
「生物多様性の本箱」はこれまで6ヶ所に寄贈が行われ、昨年度は茨城県のひたち海浜公園沢田遊水地ネイチャーハウスさんと青森県六戸小学校さんに100冊の推薦図書と絵本棚が贈られました(寄贈者:経団連自然保護協議会)
 
4月17日には沢田遊水ネイチャーハウス、4月27日に六戸小学校を訪問し、寄贈式を行いました。
 
ひたち海浜公園の沢田遊水地では、遊水地のパークボランティアの皆さんが湿地の希少な動植物の保全活動を行っておられ、毎週末には遊水地のガイドツアーをされています。
 
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ネイチャーハウスに展示された「生物多様性の本箱」は誰でも閲覧ができる開架式で展示されており、ガイドツアー参加者が観察してきた生き物を調べたり、子どもたちが絵本や図鑑を見ながら学べる場として活用いただいています。
 
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パークボランティアにはNACS-Jの会員や自然観察指導員の方々も参加されており、遊水地の豊かな自然とともに環境の多様性や生き物の多様性について来場者にお話される機会が増えそうです。
 
 
六戸小学校では、青森県自然観察指導員連絡会「ウォッチング青森」の小関さん田中さんとともに訪問し、全校児童のみなさんに、生きものと人の暮らしのつながりについてお話をさせていただき、寄贈式ではさっそく、図書委員の5・6年生からそれぞれお気に入りの本の紹介をいただきました。
 
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5時間目には1年生42人に読み聞かせのお時間をいただき、3人より、生きものの暮らし方や生きもの目線で世界を見ると?など、自然をどんな風に見たら新たな発見ができるか、などのお話をしました。

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これからも、絵本や図書を通じて、子どもたちへの自然の見方や人の暮らしとのかかわりをお話する機会を、会員・指導員のみなさまと一緒に増やして行きたいと思います。
 
UNDB-Jの「生物多様性の本箱」の寄贈活動について詳しくは…
 

icon_miyoshi.jpg 自然のちから推進室の三好です。

 

今年3月に開始した2016年イヌワシ寄付キャンペーンでは、赤谷の森のあるみなかみ町産のスギのコースターや、サクラやミズキを使ったカスタネット、モンベル製のタンブラーやTシャツを、ご寄付のお礼品として用意しています。

本日、時間のかかっていたTシャツも納品され、すべてのお礼品について発送を開始しております。

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今、イヌワシは子育ての真っ最中です。

2月中旬頃から卵を産み、3月下旬頃に卵が孵化して、今は巣内でヒナがどんどん大きく成長する時期で、その分、親鳥はたくさんの獲物をとる必要があり、イヌワシの子育てにとって最も重要な時期といえます。

日本全国のイヌワシが今の難しい時期を乗り越えて、より多くのヒナが巣立つのを願うばかりです。

日本自然保護協会では、皆様のご支援を活用して、イヌワシが獲物をとることができる豊かな森づくりの実践と、その取り組みを日本全国に広めることを進めています。
 http://www.nacsj.or.jp/katsudo/akaya/2016/02/post-41.html

今回お送りするお礼品によって、日本の森に生息するイヌワシについて話をする機会が増え、イヌワシの生息する日本の森のすばらしさと、その危機的状況について知る人が一人でも増えることを期待しております。

3万円のご寄付でTシャツとタンブラーをお送りする「イヌワシ子育て応援企画」は4月末までの期間限定企画となっております。

イヌワシの舞う日本の森を未来へ引き継ぐために、引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

================================

【 お礼品Tシャツについてのお詫び 】

特製Tシャツは作製にあたり、会員の皆様等にお送りした寄付チラシとは異なる色で作製せざるを得ないこととなり、以下のとおり変更させて頂いております。
ご了承の程よろしくお願いいたします。
 
 大人用:(変更前)アイボリー      → (変更後)ホワイト
 キッズ用:(変更前)スペアミント → (変更後)ヘザーチャコール
 女性用:(変更前)設定なし         → (変更後)アイボリー

 

 

 

icon_syumiya.jpg エコシステムマネジメント室の朱宮です。
 
3月24日アウトドアメーカーのパタゴニアが主催する宮城県南三陸町境の分水嶺にある火防線の刈り払い作業に参加しました。
 
ここは、林業家、NPO、地権者と日本自然保護協会も参加してイヌワシの復活プロジェクトを進めている場所です。ここにはイヌワシのつがいが暮らしていましたが、2011年以降、確認されなくなっています。この地域のイヌワシは、人の生活環境にとても近いところで共存していたと考えられています。地元の方々もイヌワシは「いて当たり前のもの」という認識で、実際には2011年以降いなくなったことを伝えるとびっくりされます。
 
この点は、赤谷のイヌワシとまったく違うところです。そして火防線の整備や薪炭林利用、放牧地など積極的に人が山に入って利用してきた中で、草原が維持され、えさとなるノウサギなどが維持されていたとも考えられています。森林の非活用がイヌワシの繁殖にとって悪影響を与えているようです。
 
パタゴニアは、トレイルランニングのコースを作る中で刈り払い作業に協力しています。刈払いをすることで、森の中に空間が生まれ、イヌワシが狩りをできる環境となり、イヌワシの保全にも繋がるということで社会的な意義が事業であるとして企画したとのことです。トレイルランニングについても繁殖期のコースの利用、ルート設定などについては、最大限に配慮されることになります。
 
当日はパタゴニア社員ら11人が参加しました。今回の作業は地図の南側翁倉山周辺で行われ、約500m進みました。分水嶺は約40km以上になるので、まだまだかかりそうです。
 

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