「チシオシモツケ」と一致するもの

三国山のお花畑 2015.07.22

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三国山のお花畑のニッコウキスゲ。もう終わってしまったかな?と思ったらまだ十分楽しめました!

チシオシモツケが見頃です!

7月17日に三国山に登ってきました。
お花畑のニッコウキスゲはピークを迎え、チシオシモツケなどの花々が見頃を迎えてきましたので、まさに色とりどりな様子を楽しめます。来週の3連休も十分楽しめると思います。ぜひ「旧三国街道・三国峠を歩こう!」マップをもってお出かけ下さい!

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↑チシオシモツケ
チシオシモツケは三国山のご当地のお花として、「旧三国街道・三国峠を歩こう!」マップでも表紙に使っています。長浜陽介さん(地域協議会)が「チシオシモツケ」について国立科学博物館に問い合わせて頂いた内容を転記させて頂きます。
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チシオシモツケ(血潮下野)について*国立科学博物館植物研究部より*
 チシオシモツケとは、シモツケソウ(バラ科)のうちで、葉脈が血潮のように赤くなるものです。
 この和名チシオシモツケは、当館の植物研究部長を務めた奥山春季(おくやましゅんき)氏が
群馬県三国山地の植物について名付けたものです。
 奥山氏の筆跡で『チシオシモツケ』と記された押し葉標本が、当館の植物標本庫に残されています。しかしながら、奥山氏はこの名前を正式には発表されなかったようです。このように、正式な発表(ラテン語の学名と記載を与え、タイプ標本を選定する必要があります)がなされなかった名前を裸名〈らめい〉と言います。これまでに調べた限りでは、チシオシモツケは裸名のようです。
 奥山氏は野外観察会を頻繁に実施されましたが、そのような時にこの名前で解説されたのではないかと思われます。なお、三国峠付近にはアルカリ性の基岩が分布しているため、チシオシモツケは広い意味での蛇紋岩植物と考えられます。典型的な蛇紋岩植物は葉の下面や茎が濃紫色になります。
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ということで、地域の自然観察会を通じて口頭で伝えられてきた呼び名といえます。

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↑ノリウツギとニッコウキスゲ。ノリウツギの淡い白がイイです。

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↑シモツケとニッコウキスゲ

その他にクガイソウやツリガネニンジンなど、見頃のお花の種類が増えています。
以上(NACS-J出島)

地域づくりWGが「旧三国街道・三国峠を歩こう」マップの現地学習会を開催しました。

今回は、亀山章さん(植生管理WG座長)を講師役に、三国峠周辺の「森」について学習しながら、見頃を迎えているニッコウキスゲのお花畑を目指して歩きました。猿ヶ京温泉の宿の女将さんやご主人、町役場、サポーター、学生、地域づくりWGメンバーなど計19名での現地学習会となりました。

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↑三国山から登山道からみたお花畑(KHM)

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↑お花畑でお弁当中。「なぜココにお花畑ができるの?」

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↑旧三国街道の新潟側は「水辺の林」。その中でも特徴的なカツラの大木。(KHM)

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↑「水辺の林」に特徴的なトチノキ。森の中で見上げてみれと特徴的な葉が良く見えます。(KHM)

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↑三国峠。遠景にもニッコウキスゲの群落が良く見えます。


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↑チシオシモツケはまだつぼみ。見頃はこれから!

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↑見頃を迎えたエゾアジサイ。青いものが多いですがその色合いは様々!(KHM)

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↑ミヤマカラマツ(KHM)

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↑ニッコウキスゲと三国山。7月7日の様子と比べると開花が進んでいるのがわかります。

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↑南斜面のニッコウキスゲの群落。オオバギボウシのうすい紫と黄色の組み合わせが美しい。お花畑よりも開花が進んでいます(7月7日の様子)。

地域づくりWGでは、旧三国街道・三国峠の魅力を発信していくために、「(仮称)時期別マップ」の作成を進めています。現地学習会の後、1時間時期別マップについて検討を行いました。

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赤谷プロジェクト 地域づくりWG会合(2013年度第2回)
  日時:2013年7月10日 15:00-16:00
  場所:猿ヶ京まんてん星の湯 1F風車

<次第>
1.今年度の地域づくりWGの活動予定-報告-

2.旧三国街道・三国峠周辺の保全と利用-検討-
~「旧三国街道・三国峠を歩こう!」を持って、何度も歩いてもらうため(赤谷の森のリピーターになってもらうため)の「時期別マップ」づくり~

3.その他
・7月12日に増刷分5000部が納品予定
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以上 (NACS-J出島)
*この現地学習会は地球環境基金の助成を活用して実施しています。

旧三国街道マップづくり-現地学習会

こんにちは、2012年度損保ジャパンCSOラーニング生の西山です。立教大学にて歴史を学んでおります。日本自然保護協会のインターン生として、旧三国街道マップづくり学習会に参加しましたので報告させていただきます。

 今回は、現地学習会を通してすでにできているベースマップのバージョンアップにつながるポイントの確認を現地で行い、その後、ミーティングでマップのバージョンアップ内容や、今後の予定について意見交換を行いました。

 10:00に群馬側三坂線から登山開始、途中途中で皆さんが動植物の解説をして頂けるので、とても楽しく登ることができました。最初は視界に入らなかったものも、解説を聞くにつれてだんだんと視界に入るようになり、動植物を見つけるのも早くなってきました。

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↑ブナの実生 5月と比べると随分少なくなったそうですがまだまだありました。

 途中、長岡藩士のお墓の前では、道の真ん中にクマの糞を発見。まだそう時間は経っていないように感じられる瑞々しい糞でした。

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↑ツキノワグマの糞(上)、観察中のみなさん(下)

 休憩を挟みながら三国峠に到着。ここで新潟側から登ってきていた方々と合流して昼食。さあ、三国山山頂までラストスパートです。ここからは本当に様々なお花が咲いており、植物の解説を聞きながら先へ進みます。天空のお花畑では、一日花であるニッコウキスゲが見頃。ニッコウキスゲの大群落を堪能できました。

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↑お花畑でニッコウキスゲに囲まれながら休憩

 14:00過ぎに山頂へ到着。「幸福の鐘」を鳴らして下ります。三国権現から登りとは別のルートで新潟側へ降りました。途中にある三国権現御神水で喉を潤し、15:50に下山完了。

 その後、猿ヶ京まんてん星の湯にてミーティング。参加者のみなさんで現地学習会の感想をを話し、時期ごとの魅力を考えたり、マップのバージョンアップにはどのような改訂が必要か考えたりしました。そして今後の予定も確認したところで終了。今年度中にはベースマップを完成させ、配布物の形にするのが目標です。

 私は今回初めて三国山へ登ったので、新しい情報ばかりでついていくのが精一杯でしたが、たくさんの知識を得ることができ、とても勉強になりました。また、地元の方とお話をする中で、少しではありますが、それぞれの思いをお聞きし、多少ながらこのマップづくりに対する自分の考えも持つこともできました。次回の学習会は異なる視点を持っての参加できると思っております。

1月までラーニング生として関わらせていただきますので、今後とも宜しくお願い致します。
(NACS-Jインターン・西山)

以下、見られたお花などを写真でご紹介します。

1)三坂線~三国峠の間の森の中で見られたお花
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↑ナツノタムラソウ

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↑オニシモツケ 染み出し水のところに咲いていました。

2)三国峠~三国山で見られたお花
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↑ノリウツギ

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↑シモツケソウ(チシオシモツケ) 三国山で発見されてその名がつきました!見頃までもう少し。

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↑シモツケ 三国峠~三国山の間で目立って咲いていました。

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↑クガイソウ

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↑ニッコウキスゲ この時期の主役です

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↑今回、阿部さんにご紹介頂いた「(仮称)ベニサラサドウダンの森」。来年春は必ず花を見に来ます。

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↑新潟側~三国峠の間にあるカツラの大木 紅葉が楽しみ!

以上。

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