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長野オリンピック会場建設問題

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国立公園内の滑降・大回転会場の建設設定計画を見直す。

1998年長野冬季オリンピックは、そのスキー滑降コースをめぐり10年間、大きな自然保護論争が繰り広げられました。87年、長野冬季五輪招致委員会が上信越国立公園の岩菅山を開発し滑降、大回転会場をつくる計画で立候補しました。NACS-Jは88年に現地の専門家や関係者と協議し、岩菅山でのコース新設に反対し、既設のスキー場を利用するべきという考え方を確認し、NACS-Jはじめ各保護団体もこの考え方に沿った意見書、要望書を提出しました。90年に変更案が出されましたが、依然大きな影響が予想されるため、NACS-Jは「自然保護上の基本的問題解決に寄与するものにはまったくなっていない」と明言し、岩菅山でのコース新設計画は断念されました。その後、長野は正式に98年冬季大会開催地に選ばれ、既存のスキー場を利用する計画に変更されましたが、そこでも自然保護上の問題点が数多くあり、NACS-Jはできる限り自然に悪影響を与えない計画に変更するよう提案し続けました。

「2020年、愛知目標の達成と自然共生型のオリンピックの実現に向けた緊急声明」(2013.9.11)は、こちら>>>

 

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