日本自然保護協会は、生物多様性を守る自然保護NGOです。

諫早湾干拓問題

堤防締め切り後の有明海の環境変化を科学的調査で監視する。

1997年に防災・農地などのための干拓事業として潮受け堤防で湾を閉め切られた長崎県・諫早湾。NACS-Jは堤防閉め切り当初、国に抗議文を提出するなどの活動を行いました。閉め切り後の2001~02年には、大規模な有明海での調査を行い、閉め切り前の諫早の干潟が有明海全体の生物多様性を支える高い機能を持っていたこと、閉め切り事業によって有明海の漁業や内湾生態系に重大な影響が生じていることを明らかにし、干拓事業を見直し、諫早湾の干潟の生態系を回復させることを国に求めてきました。08年には佐賀地方裁が国に堤防の排水門を開放する開門調査の実施を求める判決を下しましたが、国はこの判決を不服とし控訴。こうした国の姿勢に対しNACS-Jは意見書提出などによって、一刻も早い開門の実現など、諫早湾の干潟の生態系を回復させるするための活動を続けています。

 

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