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中部国際空港建設問題

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空港建設のための無秩序な開発を見直す。

NACS-Jは1990年代から、2005年開催の愛知万博のための開発について自然環境への影響について問題視し、計画の見直しを求める活動を行っていましたが、万博本体だけでなく関連の大規模開発にも問題が多いものでした。万博開催に合わせて進められていた愛知県常滑市沖の中部国際空港建設もそのひとつです。この計画では、埋め立てに5000万立法メートルの山砂が必要なため幡豆町にある保安林に指定されている150haの里やまを崩すとともに、三河湾の沿岸漁業への影響、常滑市海岸の干潟・アマモ場の破壊などの問題があるため、NACS-Jは計画の抜本的な見直しを国や愛知県に求めました。土砂採掘をめぐっては、NACS-Jや他の自然保護団体、地元住民からの意見書が多数寄せられた結果、幡豆町の里やまでの土砂取り事業は全面撤去となりました。しかし、空港建設の見直しには至らず、土砂は民間採集場から調達し建設、開港と至ってしまいました。

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