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千歳川放水路計画

自然河川のしくみを無視し逆流させる人工河川計画撤回を提言。

1982年、北海道千歳川中流から太平洋岸河口まで幅400m、長さ38・5kmの人口水路をつくり、洪水時は千歳川の流れを逆流させて太平洋に流すという、自然のしくみを無視した前代未聞の千歳川放水路計画が北海道開発庁によって立てられました。NACS-Jは、専門家と協力し現地調査を行い、この事業による周辺の自然環境への悪影響の恐れと、事業目的である治水面にも疑問があるため、計画の見直しを求める意見書などを提出しました。地元住民の反対の動きも広がり、99年3月に計画を縮小した代替案が出されましたが、NACS-Jは縮小しても問題解決には至らないため、再度の見直しを求めました。こうした活動の結果、99年6月ついに放水路計画の中止が決定しました。 写真:ウトナイ湖に注ぐ美々川の源流部。地下水脈分断が懸念された。

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