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アユモドキの生息地でのサッカー場建設計画、予定地変更となりました。

2016.11.04
活動報告

8月24日、京都府と亀岡市が、「京都スタジアム(仮称)」の候補地の変更を発表しました。

スタジアム建設予定地が、日本固有の淡水魚で絶滅が危惧されているアユモドキの生息域での計画だったため、計画の諮問機関の環境保全専門家会議や、NACS-Jや日本魚類学会など多くの団体が見直しを求めていました。

専門家会議の提案を受け、変更先の地権者の同意が得られたことで、方針変更が正式に発表されたのです。

今後は、新しい候補地のアユモドキへの影響の有無と、保全のしくみをつくることが課題です。アユモドキが暮らす氾濫原は、河川が氾濫を繰り返した際に普段の流路からあふれて運ばれる土砂の堆積と氾濫水による侵食の作用を受けてできた環境です。地域の治水と、アユモドキの生息環境保全が両立する方法を見つけていかなくてはなりません。

今回の見直しは、IUCNレッドリストにアユモドキがリストアップされたことの影響も大きかったため、WCC(右ページ参照)で、道家がIUCN淡水魚専門家グループの博士と淡水生物多様性ユニット長にお会いしてきました。

両者からは「世界的に見ても嬉しい成果、地域の方と連携しIUCNも今後の動向を見守っていきたい」「氾濫原の農家・農業支援のためIUCNが力を入れている“保全再生計画づくり”を実施しては? IUCNも協力できるはず。」と提案もいただきました。

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