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2013.05.31

辺野古サンゴ礁に係わる公有水面埋立承認申請書の補正書が提出されたことに対する 緊急声明

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て申請をめぐり、沖縄防衛局が5月31日に公有水面埋立承認申請書の補正書を沖縄県に提出しました。日本自然保護協会は、環境保全上の問題を指摘し、沖縄県知事が補正書を厳密に審査するようお願いする緊急声明を出しました。

2013年5月31日

辺野古サンゴ礁に係わる公有水面埋立承認申請書の補正書が
提出されたことに対する緊急声明

公益財団法人 日本自然保護協会
理事長  亀山 章

本日、沖縄防衛局から沖縄県に、辺野古サンゴ礁の埋め立てについて申請書の補正書が提出された。

これは、平成25年4月12日付で、沖縄県知事から沖縄防衛局に送付された「普天間飛行場代替施設建設事業に係わる公有水面埋立承認申請書の補正について」での指摘に対して提出されたものである。

申請書には不備が多く、たとえば、埋め立てに必要な大量の土砂の調達先の詳細が明記されていないなどが、沖縄県知事から厳しく指摘されていた。

埋立申請の根拠書類になっている、環境影響評価法に基づく評価書は、沖縄県知事から「評価書で示された環境保全措置等では、自然環境の保全を図ることは、不可能」との厳しい意見が提出されている。それに対する補正評価書も、日本自然保護協会が精査して環境保全が不可能な内容のままであると今年2月に指摘をした。名護市長稲嶺進氏からは5月16日に、沖縄防衛局から同意を求められた辺野古漁港の防波堤と護岸の利用について、同意しないことが回答されている。事業について住民との合意形成もできていない状況のままにある。

今回の沖縄防衛局の埋立承認申請書の補正書は、日本自然保護協会はじめ、全国の多くの人々が注視している。

沖縄県知事には、求めていた指摘が修正されているか厳密に審査するとともに、問題が解決されるまで、公有水面埋立承認申請の手続きを進めることのないようにしていただきたい。

以上

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