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5月15日は何の日かご存知ですか?

2013.05.17
活動報告
icon_abe.jpg   保護プロジェクト部の安部です。
5月15日は何の日だかご存知ですか?
1972年の5月15日に沖縄が日本に返還された日です。一昨日の5月15日、都内で行われた「復帰41年を問う」シンポに参加しました。
この日のスピーカーは沖縄の建築家の真喜志好一さんでした。
普天間基地の危険性やオスプレイ問題、辺野古の環境アセスメントや公有水面埋め立て申請手続きの進捗まで多岐に渡るお話しをされました。平日の夜にも関わらず、定員80名の部屋が立ち見が出るほどいっぱいになっており、主催者側は講演開始後も資料のコピーで駆け回っていました。
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▲NACS-Jが作成した図を用いて公有水面埋め立て申請手続きの話をする真喜志さん。


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右が真喜志さん。左のNACS-J志村が手にしているのは、真喜志さんが作った手作りオスプレイの模型です(2012年9月)。
参照:
○沖縄・普天間基地移設問題で防衛省へ意見提出したことが報道されました(9/21)。
https://www.nacsj.or.jp/diary2/2012/09/post-273.html
 
また、このことについて名護市長ががんばっているという旨のニュースが沖縄タイムス誌に報道されました。埋め立て申請書の補正作業で、名護市は16日、沖縄防衛局から同意を求められていた辺野古漁港の防波堤と護岸の利用について、同意しない旨の書類を同局に提出しました。
これにより、「普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認申請書の補正について」(http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/doboku/kaibo/kanri/event/documents/hosei.pdf)にて指摘された33項目のうち次の記述「公有水面の利用に関して設置した施設で、埋立てによりその効用が失われるおそれがあるものについて、同意を得たことを証する書類、又は同意が得られない事由を記載した書類を添付すること。」については、沖縄防衛局が同意書を添付できないことになります。
名護市は今回のことの不同意の理由について「普天間飛行場代替施設の建設を建前にした公有水面の利用に関しては一切協力できない」と述べたそうです。
真喜志さんのお話しにもありましたが、沖縄・辺野古の生物多様性豊かな海と暮らせるよう、一人でも多くの皆さまにご協力をお願いしたいことがあります。
辺野古のサンゴ礁を守るため、そして名護市の努力を支えるためにも、埋め立て申請に対しての意見ハガキを出していただきたいのです。

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意見ハガキの出し方など、詳しくは、「沖縄・辺野古のサンゴ礁を守るため 意見を送ろう!」をご覧ください。
※意見ハガキは、NACS-Jにお送りくだされば、責任を持ち、縦覧日に提出します。
(NACS-Jにお送りいただく場合は、宛先住所にNACS-J保護プロジェクト部の住所をお書きいただき、意見ハガキの「*辺野古の公有水面埋立申請に対して利害関係者として意見を送ります。」の上部に、「沖縄県土木建築部 海岸防災課 御中」とお書き添えください。)
NACS-J送り先:
〒104-0033 東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F 
公益財団法人  日本自然保護協会  保護プロジェクト部 

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