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NACS-Jが2001年から望んでいた沖縄がやっと世界遺産の候補に入りました!

2013.02.05
活動報告

icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。

「奄美・琉球」が世界自然遺産の暫定リストに記載されることになりました。
 
1月31日に、外務省で世界遺産条約関係省庁連絡会議が開かれ、2003年に世界自然遺産の候補地に選ばれた「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄両県)を世界遺産暫定一覧表(暫定リスト)に記載することが決められました。
リスト記載は本登録に向け、政府が正式に推薦するための前段の作業です。今後、国内5カ所目の世界自然遺産本登録を目指すとのことで、2011年6月に本登録された「小笠原諸島」以来、6年ぶりのことでした。20130205abe_yambaru.jpg
▲やんばるの森
 「奄美・琉球」は、この地域だけに残された遺存固有種(環境の変化などで特定地域にだけ取り残された種)が分布しており、島々が分離・結合を繰り返す過程で独自の進化が進んでいることや、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されている国際的希少種の生息・生育地で、世界的な生物多様性保全上、重要な地域であることが高く評価されました。
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▲オキナワコカブトムシ  コカブトムシの沖縄・八重山亜種(撮影:宮城秋乃) 
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▲リュウキュウウラボシシジミ 国内ではやんばる3村(国頭村、大宜味村、東村)と西表島にのみ分布する。準絶滅危惧種。
(撮影:宮城秋乃)
NACS-Jは2001年からジュゴンやヤンバルクイナが暮らす沖縄島の世界遺産への登録を望んでいました。
<沖縄島のジュゴン・ノグチゲラ・ヤンバルクイナとその生息地の保全>
●2001年に出した共同声明「IUCNの勧告を尊重した政策を早急に実行することを要請する。」
 
沖縄は世界遺産にふさわしい自然の価値のある地域ですが、登録に至るまでには解決すべき課題がいろいろあります。報道された記事にはNACS-J吉田正人専務理事のコメントも掲載されています。
毎日新聞●<世界自然遺産>暫定リストに「奄美・琉球」も…政府決定
吉田正人・筑波大准教授(世界遺産学)は「知床も、漁業と共在して世界遺産登録を果たした。地域の人々の理解を得ていくことが大切だ」と話す。
沖縄タイムス●社説[世界遺産リスト]保護の機運を高めよう
 国際自然保護連合(IUCN)の吉田正人日本委員会会長が指摘するように、奄美・琉球は「ユニークに進化した生物の宝石が並ぶ首飾りのような存在だ」。
沖縄タイムス●やんばるの森は課題山積 保護と活用議論へ
NACS-Jは沖縄が世界遺産の名にふさわしく豊かな自然が保全されている地域になるよう、
今後も活動を続けていきます。

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