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2011.10.01

「人と自然のふれあい調査」実践講習会 共催自治体募集!

生物多様性地域戦略づくりの第一歩を踏み出しませんか?

地域の人と自然とのかかわりを掘り起こし、
生物多様性とともにある暮らしの未来図を描こう!

自然保護、生物多様性 保全をめぐっては、国の政策レベルにおいてもここ数年、認識が高まってきました。2008年には生物多様性基本法が制定、昨年3月に新しい生物多様性国家 戦略が策定され、10月には生物多様性条約COP10が日本で開催され、国際的な生物多様性保全の目標、愛知ターゲットが採択されました。
 
一 方、各地で市民による里やまや森林、干潟、河川など、地域自然の保全、再生の活動が大きく広がり、地域での生物多様性保全を確実に進めてきました。これら の活動は、単に生物多様性を守ることに留まらず、行政と市民のほか、事業者や専門家、教育機関などさまざまな人たちが参加することで、まちづくりにもつな がっています。
 
このような状況を背景に、愛知ターゲットの達成に向けて、足元から生物多様性保全を確実に進めていくために、地方自治体には生物多様性地域戦略の策定が求められています。
 
また、昨年12月に制定された「地域における多様な主体の連携による生物多様性の保全のための活動の促進等に関する法律」では、市町村が市民等と一緒に進める保全活動を促進するために国が支援することが定められました。

  「人と自然のふれあい調査」は、市民が主体となって行なうことができる、地域の身近な自然とその自然とかかわりあって成り立ってきた地域での暮らしや文化 を掘り起こして記録する調査です。地域の生物多様性がもたらす生態系サービスも把握することができます。その調査データを活用すれば、地域のさまざまな計 画作りにおいて、地域の人たちが大切に思う自然や文化、暮らしを踏まえた地域の将来像を描くことができます。
 
このたび、市民の参画を得ながら、市民の思いを地域計画に反映させるひとつの有効な手法としてふれあい調査を活用いただきたく、「ふれあい調査実践講習会」を企画しました。
一緒に講習会を共催する自治体を募集しています。講習会を開催して、地域でふれあい調査を実施し、生物多様性地域戦略づくりの第一歩を踏み出してみませんか?

【開催要項】
目的   
対象地域において「ふれあい調査」を実際に行い、その手法を習得するとともに、その結果から地域の人と自然とのかかわりの概要を明らかにし、生物多様性地域戦略をはじめとするさまざまな地域づくり計画への活用方法について検討する。
また、本格的に「ふれあい調査」を地域施策の策定プロセスに取り込んでいく手順についての検討を行なう。

●主催  (   地元自治体   )・日本自然保護協会

●日時  2011年   月  日(  )・    月   日(  )
●場所  (   地元の公民館等   )
●対象  自治体職員、地区のリーダーなど地域の自然・生物多様性をいかした地域づくりに関心のある方
●定員  20人
●費用  共催にあたって、下記の費用のご負担をお願いします。
①会場費(借用費)
②講義・実習に必要な器材の借用費、消耗品文具代(できる限り手持ちで対応)
③外部専門家(環境社会学の大学教員等)講師も希望する場合の旅費・謝金
④NACS-J職員の旅費(NACS-J団体会員の自治体は負担なし)

①~④全てを負担した場合の費用概算は、10~15万円程度の見積りです。予算が少ない場合でも、予算に応じて、柔軟に開催方法を検討します。費用については遠慮なく相談ください。

●内容・日程(例) 
・【A:1日コース】 【B: 2日コース】の2タイプで実施可能です。
・地域の状況に応じて改編します。

<第1日>
 9:30  開会・講習会の主旨説明
 9:45  講義:「ふれあい調査」と生物多様性地域戦略づくり
          または「ふれあい調査」の意義と地域づくりへの活用
11:00   実習(1)
12:00    昼食
13:00  Aコース : 実習(4),(3),まとめの講義
~    Bコース : 実習(2),(3)
17:00  終了
 

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 <第2日> Bコース
10:00  実習(4)
12:00  昼食
13:00   実習(5)
15:00   まとめの講義
16:00  終了

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▲ワークショップ風景(岩手県住田町)/『人と自然のふれあい調査はんどぶっく』(NACS-J発行)より転載

事前準備として共催の自治体にお願いしたいこと
・講習会実施地域の選定、地域自治会等への説明
・参加者募集
・会場の手配(市民センター、公民館など)、講義・実習に必要な器材、文具の準備
・五感によるふれあいアンケートの実施
対象地域の住民に可能な範囲でアンケート(別添:A4・1枚の簡単なものです)を配布し、記入したものを集め、講習会開催日の2週間前を目途ににお送りください。NACS-Jで集計して持参し、講習会の教材として使います。

<お申し込み・お問い合わせ>
NACS-J 保全研究部 ふれあい調査係  TEL: 03-3553-4104

※この事業は、2011年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施しています。

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