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欧州日記4~IUCNでの出会い~

2006.11.27
活動報告

少し話が前後してしまいましたが、IUCN本部では、イブラヒム事務総長代理に表敬訪問をしたのち、前回紹介したジェフ氏やマーサ氏のほかにも、ラフィク氏(「ビジネスと生物多様性」テーマの部長)や世界自然保護会議の準備チームなど大勢の方にお会いしてきました。

IUCNが生物多様性保全の分野で何をしているか、何を次の課題と考えているかを調査するのが今回のミッションなのですが、お気づき方もいると思いますが、楽しんでいます。
これにはちゃんとした理由があります。

IUCNは会員に対して「みなさん(会員団体)と私たちは家族のようなものですから、リラックスして、何でも気軽に相談してください」と呼びかけます。今回、イブラヒム事務総長代理にもこのように話しかけられました。以前、アキムシュタイナー事務総長(現UNEP事務総長)からも、このように話してもらったことがあります。

IUCNは世界中の自然保護に関わるグループ(国や省庁も含む)からなるネットワーク団体です。50年以上ずっと、会員からの知識や経験を集約し、またそれを世界中に発信していくというやり取りをしていく中で、培われた文化・精神なのだと思います。
このような素晴らしい雰囲気の中で、多岐にわたる事柄を調べることができました。決して、海外で羽を伸ばせるから楽しんでいる訳ではありません。

さて、次はドイツのボン、IUCNの環境法センターに向かいます。

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イブラヒム事務総長代理との面会

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IUCNの隣町NYONの夜明け
(保護研究部・道家)

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