2005年1月8−9日 正月版の赤谷の日です。
赤谷プロジェクトの玄関口「いきもの村」に27名の仲間たちが集まりました。

  1月8日(土)


(左)この日のために、正月明けから赤谷センターのみなさんがずっと雪かきをしてくださっていました。
(中)全員集合した時点で、気温は0℃前後だったのでしょうか。。。薪ストーブに使う薪もたくさん必要です。
(育ちの悪い植林木や、外来種ニセアカシアを薪として有効に利用します)
(右)この日の活動内容の相談や自己紹介をしながら昼食。お正月らしく、おしるこもふるまわれました。


「村の家」が新装なりました。地元の大工さんに発注して修繕。床の間までできました。法師温泉・岡村さん(地域協議会代表)のご協力により畳も入りました。

レトロさをうしなわずに、大工仕事をしていただけました。
修繕をしていただけた大工さんたちも「赤谷の日」にお呼びしたいですね。

↑これまでの撮影地点の中から、ポイントを選び出し、ネイチャートレイルを周回しながら、ポイントにカメラを設置します。

←(左)「村の家」に看板をつけました。
←(右)村の家の中では、センサーカメラ講習会。

↑積雪で、普段とは目線の高さが変わります。
雪のネイチャートレイルはいろいろな発見がありました。

(左)思わず童心に返る方も(^ ^)
(右)宮澤さんによる赤谷ペーパー構想のレクチャーと意見交換会

(左)約一時間のレクチャー&意見交換会を終えると、夕焼けに映える雪原とたくみ小屋がきれいでした。
(右)新年会は、豚汁、安田さん松井さんの差し入れによるぼたん鍋、岡村さん差し入れのバーベキュー
セットとおもち(餅焼職人伊藤さんが大活躍)を肴に遅くまで続きました。

  1月9日(日)


↑翌朝はよく晴れました。仙ノ倉山は見ることができませんでしたが、いきもの村周辺は快晴の朝となりました。

午前中は(1)薪づくり班、(2)外来種ニセアカシアの伐倒班、(3)ネイチャートレイルの識別杭設置班の3班にわかれて作業をしました。作業をはじめた途端に降雪が。誰の仕業でしょう??→



↑外来種ニセアカシアの伐倒。年輪は、どれも16〜17年生であることを示していました。苗畑が廃止されたのがちょうどその頃。放置した途端に芽吹いたようです。

↑一面の雪に覆われたネイチャートレイル。この後、トレイルを識別できるように竹の識別杭をいくつか設置しました。

(左)ノウサギのフットプリント(中)人もボディプリント(右)ヒガラ



 昼食をはさんで、いきもの村の利用に関しての相談をしました。協定関係にあるプロジェクト中核団体の担当者は小屋の管理者となれるとともに、サポーターのみなさんの中で数人の管理者を決め、サポーターの自主企画に関して、その方が責任を持ってご参加するイベントでは、小屋を開放する方針を決めました。また、いきもの村の環境管理計画や、今後の「赤谷の日」の活動方針についても話し合われました。

←解散後に立ち寄った川古温泉の様子です。

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文・写真:茅野恒秀,デザイン:出島誠一

 寒かったですが、ぽかぽかした雰囲気で一泊二日の「赤谷の日」を過ごすことができました。2005年もどうぞよろしくお願いします。



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