5.プロジェクトの基礎
(1)国有林の取り扱いにかかる協定の締結
本プロジェクトの実施にあたっては、当該国有林の取り扱いについて、長期にわたって森林生態系の生態学的な保護管理を行いうる形態をとるため、中核組織の間で協定を結ぶ。
(2)持続的な地域社会づくりへの具体的貢献
自然活用モデルの研究と実践を通じて、プロジェクトエリアに隣接する三国猿ヶ京温泉郷を中心とした観光施設の活用にとどまらず、地域社会に対して社会・人材育成/教育面などからも貢献し、地域づくりの具体的なビジョンの一形態を提案することを目標とする。
(3)より広く社会と会話する地域環境管理計画
これまでの大規模開発事業を争点とした問題対応型の自然保護活動の形態から、地域環境の持続性の向上に資する活動形態への移行を進め、中核組織の連携を基盤として、より広く社会に開かれた情報発信型の活動形態を目標とする。
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