新治小、未来へつなぐ森づくり

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 新治小PTAと赤谷プロジェクトは、昨年から「新治小、未来へつづく森づくり」として、赤谷の森の自然林の復元をともに進めています。今回はいきもの村に約70名の親子が集まり作業を行いました。

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 赤谷プロジェクトは、自然の力を最大限にいかして、人工林を自然林へ誘導していく取り組みを進めています。しかし、様々な調査の結果、長い間人工林として使われていた場所や、自然林から遠い人工林においては、本来の豊かな自然の森に戻るには、100年以上のとても長い時間がかかることもわかってきました。

 そこで、赤谷の森で拾ったドングリで苗を育て、自然の力で分布するのに数百年かかると予想される、自然林に戻りにくい場所に植えることを予定しています。森林生態系の中では、カケスやリスなどの野生動物たちが担う種子散布を少しだけお手伝いする、そんな森づくりです。

 今回は、昨年拾ったドングリから育てたコナラの苗を、いきもの村に植え替えました。あと1~2年育てて赤谷の森に植える予定です。また、いきもの村内のコナラ、クリ、イタヤカエデを持ち帰りこれから1年間苗に育てます。クリやイタヤカエデが子供たちのもとでどんな様子に育つか楽しみです。

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