赤谷の森で木育!!-赤谷プロジェクト活動報告会-を開催しました

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 7/30-31の二日間、みなかみ町主催のみなかみユネスコエコパークプレイベント「木のおもちゃで遊ぼう!」の会場をお借りして、カスタネットの絵付け体験と、森のかけらストラップづくりを実施しました。7/30は”赤谷の森で木育!!-赤谷プロジェクト活動報告会”を開催しました。

カスタネット絵付け体験は、30(土)に73名、31(日)に89名、合計169名。森のかけらストラップは、30(土)に36名、31(日)に41名、合計77名と、2日間で大変多くの方に体験をして頂きました。
 
森のトイカメラづくりと、エンピツ立てづくりの特別ワークショップは、用意した20セットの申込がワークショップ開始時間前に終了してしまう程の大人気でした。

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みなかみ町の木工職人による特別ワークショップ。想定を遥かに上回る盛況でした。

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特別ワークショップに参加した子供たちを対象に、森の木を使うことの意味を「紙芝居」で紹介。

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NACS-J出島から赤谷プロジェクトについて紹介。

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みなかみ町の木工職人、冨澤さん(カスタネット工房)、廣川さん(水上工房)、山口さん(Cafeスミカリビング)の3人と、赤谷プロジェクト地域づくりWGの委員である土屋さん(東京農工大学教授)、茅野さん(信州大学准教授)で、豊かな森づくりをする赤谷プロジェクトと、地域の木工職人が連携しながら、「木育」に取り組む可能性や意義について検討しました。
 みなかみ町で木工をする方々が、みなかみ町の森林の大部分を占める国有林から広葉樹の供給がなくなったことや、安価な中国製品との競合にさらされることで、仕事として木工を続けることの難しさについて切実な意見が出されました。一方で、皆さんが、みなかみ町の木材に魅力を感じ、地元の木材で木工を行うことを大切にされていることが良くわかりました。
 木工に関わる方々の課題を、赤谷プロジェクトが目標とする「持続的な地域づくり」における課題の一つとして位置づけ、一緒に考え、一緒に解決に取り組むことにを確認することができました。

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今回から、みなかみ町は東京おもちゃ美術館と連携して、町内で生まれた子供に木のおもちゃをプレゼントする「ウッドスタート」をはじめました。プレゼントするおもちゃには、みなかみ町発祥のカスタネットが使われています。

以上

 

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