8月4日に発表したイヌワシの生息環境を向上させる取り組みのモニタリング調査を9月17日から開始しました。
第1次試験として、来年(2015年)9月頃に2haのスギ林を皆伐して、イヌワシが狩りをする環境を創出することを計画しています。今回開始した調査は、伐採1年前のモニタリング調査です。
試験地に設定した2haのスギ林と、その対照区について、イヌワシがどのように利用しているかを記録します。その他に、獲物となる動物(主にノウサギ、ヤマドリ)の生息状況を確認するためのセンサーカメラの設置や、植生調査も行います。また、2haの伐採地をつくることはニホンジカの増加に拍車をかける可能性も懸念されるため、センサーカメラの設置によりニホンジカの生息状況を把握する意味もあります。
↑植生調査の様子
↑沢を渡って調査地へ移動中
赤谷プロジェクトでは、このようなモニタリング調査に、一般の方も参加して頂ける制度として赤谷プロジェクト・サポーター制度を設けています。ご興味のある方はぜひご登録下さい。
以上
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