2013年2月アーカイブ

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「山と渓谷」3月号で赤谷プロジェクトを紹介して頂きました。
時代とともに変化しながらも、森の恵みとともにある地元のくらしと人をご紹介頂いています。
ぜひご覧下さい。

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↑炭を窯から取り出す作業を行っていただいたお二方!

2月赤谷の日に参加して頂いた皆様お疲れ様でした。
まずは先月焼いた炭が焼けているか?(灰になってしまっていないか?)の結果確認から。
お蔭様で見事に炭が出来ていました。2011年にお行った窯の補修によって、2年連続の成功です。今回、まだ煙突からの煙が少し白い状態で火を止めました。これまで、釜の中の半分程度は炭になっていましたが、早く火を止めた分、今回は窯の中の2/3程度の材が残っていました。
ただ、部分的に十分炭化していない部分が残っていましたので、その部分は取り除いて、ストーブの薪材にしています。結果的に、炭として使える部分は、米袋8袋+麻袋9袋分でした。前回(2012年1月)は米袋10袋分ですので、歩留まりは良くなったと言えるのではないでしょうか?
できた炭を早速使ってみましたが、煙もなく使えるものでした。(一安心!)
出来損ないの部分も火力の強い薪として有用です。

その他は、1日目はムタコ、2日目小出俣でホンドテンモニタリング&アニマルトラキングを行いました。ただ、2日目は夜に積雪がありコンディションが悪く、調査にならない状況でした。
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↑炭窯を開けた直後。炭が見えて一安心!

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↑2日目には地元の師匠をお招きして「輪カンジキ」をつくりました。

事前の作業としては、アブラチャン(ジシャ)を熱湯にいれてU字型曲げておきます。それを4本組み合わせて両足分のカンジキをつくります。本来の大きさのもの(写真右)より少し大きめをつくってみました(写真左)が・・・あまり歩きやすいとはいえませんでした。。。。

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↑オヤマボクチ:TH 小出俣

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↑ルリビタキ:TH ムタコ

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↑県道から赤谷の森の様子(2月4日)

以上です。