2012年9月アーカイブ

今年度から進めている「旧三国街道マップづくり」のモニターツアーを実施します。
紅葉の旧三国街道を歩いて、皆さんが感じたこのルートの魅力を教えてください!!

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日程:2012年10月23日(火) 9:00-15:00
対象:猿ヶ京三国温泉郷を御利用の方
主催:赤谷プロジェクト地域協議会
参加費:無料
お申込:猿ヶ京温泉やど倶楽部 TEL:0278-66-0186
ツアー行程
 09:00 猿ヶ京発(宿泊者は宿から登山口まで車で送迎あり)
 09:30 集合(三国トンネル群馬県側出口から500m南の駐車場スペース)
 09:30 ハイキング開始→10:45長岡藩士墓(*休憩)
 11:30 三国峠(昼食-12:30)
 13:30 三国トンネル新潟側*ハイキング終了
 14:00 猿ヶ京着~意見交換会
 15:00 終了
持ち物・服装等:
 ・昼食、飲み物、雨具、防寒着
 ・履物は軽登山靴か長靴(街用のスニーカーは不可)

※作成中のこのマップを持ちながら歩きます。(クリックで拡大します)
 秋バージョン
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  夏バージョン
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AKAYAプロジェクトでは、人工林をイヌワシやクマなどの生き物たちが暮らす自然林に復元するために、昨年から実験を開始し、植物や動物たちが戻ってくるのか調べています。この調査に10年、20年、100年間!一緒に参加してくれる方を昨年に引き続き募集します。植物の専門家から、植物の見分け方や、植生調査方法を基礎から学ぶことができるプログラムを用意しています。植物調査の経験のない方でも歓迎です。
ふるってご参加ください。

開催日:2012年10月7日(日)~8日(月)
主催:公益財団法人日本自然保護協会
定員:20人(高校生以上;※先着順)
参加費:10,000円(宿泊代、保険料、資料代)
宿泊:温泉宿を予定(宿ですので、ゆっくりおくつろぎいただけます)
講師:亀山章(東京農工大学名誉教授)

※花椿基金」(資生堂社会貢献くらぶ)の助成を活用して実施します。

プログラム(予定)

1日目(10月7日)

1)ミニレクチャー
・AKAYAプロジェクトの紹介
・人工林を自然林に戻す取り組み~自然林復元試験地で何がわかったか?
・植物の見分け方講座(座学)

2)エクスカーション
-樹木の見分け方、天然林や人工林の特徴を学ぶ-
・植物の見分け方講座(現地)
・ブナ・ミズナラの天然林と自然林復元試験地の現地見学

3)夜の懇親会
・赤谷の森のいきもの映像鑑賞会

2日目(10月8日)

・植生調査実習 「植物群落調査、毎木調査」
 ~森林の種類構成・階層構造の記録、樹木の大きさを調べる方法を学ぶ)


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【お申込み、お問い合わせ】
参加希望の方は下記項目を10月3日までに、akaya@nacsj.or.jpへメールにてお申込み下さい。(表題は「100年モニタリング調査会(植生版)の申し込み」と明記下さい)定員に達し次第、募集〆切としております。
なお、参加費は当日お支払い下さい。
----(参加申込書) ----
氏名(ふりがな):
所属:
連絡先住所:〒
TEL:
FAX:
E-mail:
年齢:
区分: 一般 ・(NACS-J会員番号:       )
集合場所: 学校入り口バス停 ・ いきもの村
解散場所: 学校 入り口 バス停 ・ いきもの村
交通手段: 車 ・ 新幹線&バス ・ 在来線&バス
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集合:
いきもの村※1(10:30)もしくは
学校入り口バス停※2(10:04)

解散:
いきもの村(16:00)もしくは
学校入り口バス停(16:14)*上毛高原17:22発上越新幹線東京行に接続可能)


※2 東京方面から「学校入り口バス停」の行き方

その1:上越新幹線利用の場合
新幹線8:04東京発→9:20上毛高原着
関越交通バス(猿ヶ京行き)9:35上毛高原駅発→10:04学校入り口バス停着


その2:在来線利用の場合
JR高崎線 6:27上野発→8:15高崎着
JR上越線 8:24高崎発→9:17後閑着
関越交通バス(猿ヶ京行き)9:25後閑駅発→10:04学校入り口バス停着

 ※昨年の第一回自然林復元100年モニタリング調査会の様子は下記のURLをご覧下さい
2011年7月16-17日*伐採前の森の様子が見られます。
2011年8月*伐採直後の森の様子が見られます。

9/29-30日開催予定だったプログラムを台風通過のため延期し、欠員が生じたため、新たに追加募集しております。

日時 :2012年9月13日-14日 赤谷プロジェクトエリア内
出席者 :亀山章(座長、NACS-J理事長)、酒井武(森林総合研究所)、長池卓男(山梨県森林
      総合研究所)、土屋俊幸(東京農工大学)、長浜陽介(赤谷プロジェクト地域協議会)
      伊與部智之(関東森林管理局整備課)、入澤和彦(局・計画課)、廣橋潤・石坂忠・
      栗田喜則(赤谷センター)、石坂邦昭(署・流域管理調整官)、谷口良治(署・業務課長)
      田米開隆男(赤谷サポーター)、藤田卓・出島誠一(NACS-J)

活動内容
1日目
【WG会議1】  宿(太陽館2F広間)の会議室にて
"人工林を自然林に誘導するための施業(天然下種二類など)"の概要、現状について
1、天然下種二類施業他、現地検討の目的の確認(10:00-10:15)
  次期計画策定年の前年(2014年)に達成すべき評価可能な目標の確認   [資料1,2]

2、関東森林管理局が実施する天然下種二類などの仕組み
  (事業内容および完了調査など)の説(関東森林管理局)(10:15-10:35) [資料3]

3、利根沼田署内の天然下種二類などの施業実績について(10:35-10:50) [資料4]

4、天然下種二類施業後5~20年目の更新状況調査について(10:50-11:10)[資料5]

5、森林管理の効果な簡便なモニタリング手法の事例(森林の広葉樹林化ハンドブック2012、
  森林のはたらきを評価する) (11:10-11:30)[資料6,7]

【現地検討】 合瀬、月夜野周辺
"天然下種二類施業跡地(伐採後4~15年目)の現地検討"[資料8]
 カラマツ 伐採後6年(2006年 列状伐採)
 ・208そ、208の1、208ら
 カラマツ、ヒノキ 伐採後4年(2008年 点状伐採)
 ・212ひ7
 カラマツ 伐採後15年(1997年 点状伐採)
 ・212の1、212あ、212め

2日目
【WG会議2】  宿(太陽館2F広間)の会議室にて
1、赤谷の森の望ましい中長期的な将来像の検討(9:30-9:50)[資料9]

2、次期計画策定年の前年(2014年)に達成すべき評価可能な目標の検討
  ~特に順応的管理のしくみについて~(9:50-10:40)[資料1]

3、エリア6の取り扱い(10:40-11:00)[資料10]

【現地検討】エリア6にて
 ・エリア6の現地検討

以上
 旧三国街道の現地学習会も3回目。今回は、亀山章さん(AKAYAプロジェクト自然環境モニタリング会議・座長)と一緒に、森の構造に注目して、木の太さや高さを測りながら歩きました。その後、ミーティングをして、三坂線~長岡藩士~三国峠~新潟側のルートで森を大まかに4タイプに分類してみました。

1.三坂線~くぐつが谷/ブナ-ミズナラ林(標高:1078-1300m)
 ブナとミズナラが主要な樹木となる森。標高1200m付近(ナツツバキのところ)からササ(チマキザサ)が出現する。
<計測結果(樹高/胸高周囲)>
・豊凶トラップのあるミズナラ:17m/413cm
・根上りブナ:*調査簿確認中
・V字ミズナラ:17m/405cm
・V字ミズナラの隣のブナ:21m/260cm
・ナツツバキ:19m/144cm
・ナツツバキの前のミズナラ:20m/341cm
・洞のあるミズナラ:17m/370cm
・ハリギリ(センノキ):16m/206cm
・長岡藩士ベンチ横のブナ:22m/182cm
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↑V字ミズナラを計測中
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↑8mの棒(釣竿)を立てて目安として樹高を測ります。

2.くぐつが谷~三国峠/ブナ-ミズナラとカンバ類(標高1300m)
 冬の大量の積雪と多発する雪崩の厳しい気象により、ブナ-ミズナラは矮小になり、ダケカンバが見られる。傾斜がきつい土砂は安定しない場所や、岩からの染み出し水やが見られる場所が小さなお花畑を形成している。

3.三国峠~権現清水/矮小なミズナラ林(標高1300-1200m)
 なぜかブナが少ない。北西斜面のため、日照条件の悪さが条件の良いところを好むブナが少ない理由かもしれない。はっきりとした事は分からない。
<計測結果>
・標高1300m付近の樹高:11m(主にミズナラ)
・標高1250m付近の樹高:12m(主にミズナラ)


4.権現清水~新潟側駐車場/渓畔林(標高1200-1000m)
 権現清水の半径20m以内で、渓畔林(水辺林)を象徴する樹木トチ、サワグルミ、オヒョウ、カツラの大木が見られる。
<計測結果(樹高/胸高周囲)>
オヒョウ:25m/205m
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↑渓畔林を代表する:オヒョウ

以上。

三坂線ナツツバキの手前に新たな倒木ができました。
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2012年8月16日に発見。私たちが7月18日に歩いた時は無かったものです。永井にある雨量計で7月18~8月16日を調べてみましたが、7月30日12時に時間36mm、8月11日18-19時に時間10-20mmの雨が観測されています。このどちらかで倒木となったのではないかと思われます。

以下、楽しませてくれた晩夏のお花たちです。

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↑オクモミジハグマ

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↑クルマバハグマ

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↑アキノキリンソウ

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↑ダイモンジソウ

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↑ヤマトリカブト

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↑カメバヒキオコシ

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↑ホツツジ

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↑サラシナショウマ

以上です。


9/8(土)に「赤谷の森」の小出俣の自然林復元試験地※において、一般の方から参加者を募って "ブナ・ミズナラの芽生えを探そう!"を開催しました。当日は、天候にも恵まれ、5名の参加者とともに、ブナ・ミズナラ・コナラの芽生え調査を行いました。

人工林を自然林に復元させるため、昨年8月にスギ人工林を伐採し、植栽に頼らず天然更新によって自然林に回復させるための大規模な伐採実験を行っている試験地

試験地の詳しい様子は、下記のサイトをご覧下さい

http://www.nacsj.or.jp/akaya-blog/2011/08/post-46.html

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いきもの村にて、ミーティング~最初に、この調査の目的や方法を、昨年調査を担当してくださった湘南学園の横山先生に解説してもらいました。

調査の目的

・この試験地において、自然林の主要構成種のブナ・ミズナラ・コナラの芽生えの分布を調べ 、種子がどこまで散布され、定着できるのかを把握する。

・伐採した後に芽生えが生き残っているか?成長しているのか?を調べる

昨年の調査結果

・ブナ、コナラの芽生えは、親木の近くに生えていて、約10m付近が最も多かった。


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■ミニエクスカーション 自然林復元試験地を見学。昨年秋に落ちたブナの実(殻斗)を観察。


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ブナの幹についたクマの爪痕
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オニグルミの実が地面に埋もれているのを発見。リス?が貯食したのでしょうか?

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スギ人工林を自然林に復元するため、スギを伐採して1年目の様子。


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■ブナ・ミズナラ・コナラの芽生え調査

調査方法の説明、ブナ・ミズナラ・コナラの芽生えの見分け方のコツなどを伝授した後、全員で調査を開始!!

 最初は、芽生えをなかなか見つけられず、見つけたと思ったら、サクラだったりと、あせる参加者の皆さん。しかし30分もしないうちに、目が慣れてきて、あちこちから"あった!!"と声があがります。見つけたら、芽生えの高さ、位置を計測します。この調査を通じて、ブナやコナラの芽生えは、1年間で数cm(暗い場所では)しか成長せず、もとの森林に戻るには、長い時間が必要なこと。ドングリは親木から数十mまでしか運ばれないことなどを体感しました。

参加者からは、宝物探しをしながら、森の仕組みを学べて楽しかったなどの感想がありました。buna08_buna-seedling.JPG

1箇所から、ブナの芽生えが5つもでていました。動物がブナのドングリを蓄えて、忘れてしまったのですね。


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ブナの芽生え、1年前の2011年には、高さ25cm、2012年の今年は高さ31cmでした。1年間で6cmしか成長できないんです。

なお、この事業は「花椿基金」(資生堂社会貢献くらぶ)の助成を活用して実施しました。


日時:2012年9月7日(金)14:00-16:30
場所:川古温泉・浜屋旅館
出席者:
[赤谷プロジェクト地域協議会]林泉、長浜陽介、松井睦子
[関東森林管理局](指導普及課)山岸博美、(赤谷森林環境保全ふれあいセンター)廣橋潤・栗田善則
[日本自然保護協会]横山隆一(座長)、出島誠一(事務局)

1.生態系サービス観察アイテム収集用紙 活用状況(14:00-14:30)

2.地域協議会の定期観察会企画の確認(14:30-15:00)

3.森林総合研修所・生物多様性研修10/16-18(15:00-15:30)

4)「赤谷の日」の改良について(15:30-16:30)


以上


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AKAYAプロジェクトでは、人工林をイヌワシやクマなどの生き物たちが暮らす自然林に復元するために、昨年から実験を開始し、植物や動物たちが戻ってくるのか調べています。この調査に10年、20年、100年間!一緒に参加してくれる方を昨年に引き続き募集します。植物の専門家から、植物の見分け方や、植生調査方法を基礎から学ぶことができるプログラムを用意しています。植物調査の経験のない方でも歓迎です。
ふるってご参加ください。

開催日:2012年9月29日(土)~30日(日)
主催:公益財団法人日本自然保護協会
定員:20人(高校生以上;※先着順)
参加費:10,000円(宿泊代、保険料、資料代)
宿泊:猿ヶ京温泉 旅籠しんでん
講師:亀山章(東京農工大学名誉教授)
長池卓男(山梨県森林総合研究所)

※花椿基金」(資生堂社会貢献くらぶ)の助成を活用して実施します。

プログラム(予定)

1日目(9月29日)

1)ミニレクチャー
・AKAYAプロジェクトの紹介
・人工林を自然林に戻す取り組み~自然林復元試験地で何がわかったか?
・植物の見分け方講座(座学)

2)エクスカーション
-樹木の見分け方、天然林や人工林の特徴を学ぶ-
・植物の見分け方講座(現地)
・ブナ・ミズナラの天然林と自然林復元試験地の現地見学

3)夜の懇親会
・赤谷の森のいきもの映像鑑賞会

2日目(9月30日)

・植生調査実習 「植物群落調査、毎木調査」
 ~森林の種類構成・階層構造の記録、樹木の大きさを調べる方法を学ぶ)


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【お申込み、お問い合わせ】
参加希望の方は下記項目を9月25日までに、akaya@nacsj.or.jpへメールにてお申込み下さい。(表題は「100年モニタリング調査会(植生版)の申し込み」と明記下さい)定員に達し次第、募集〆切としております。
----(参加申込書) ----
氏名(ふりがな):
所属:
連絡先住所:〒
TEL:
FAX:
E-mail:
年齢:
区分: 一般 ・(NACS-J会員番号:       )
集合場所: 学校入り口バス停 ・ いきもの村
解散場所: 学校 入り口 バス停 ・ いきもの村
交通手段: 車 ・ 新幹線&バス ・ 在来線&バス
------------

Fagus_seedling2012.JPG

集合:
いきもの村※1(10:30)もしくは
学校入り口バス停※2(10:04)

解散:
いきもの村(16:00)もしくは
学校入り口バス停(16:14)*上毛高原17:22発上越新幹線東京行に接続可能)


※2 東京方面から「学校入り口バス停」の行き方

その1:上越新幹線利用の場合
新幹線8:04東京発→9:20上毛高原着
関越交通バス(猿ヶ京行き)9:35上毛高原駅発→10:04学校入り口バス停着


その2:在来線利用の場合
JR高崎線 6:27上野発→8:15高崎着
JR上越線 8:24高崎発→9:17後閑着
関越交通バス(猿ヶ京行き)9:25後閑駅発→10:04学校入り口バス停着

 ※昨年の第一回自然林復元100年モニタリング調査会の様子は下記のURLをご覧下さい
2011年7月16-17日*伐採前の森の様子が見られます。
2011年8月*伐採直後の森の様子が見られます。

以上で

 赤谷の森(みなかみ町新治地区北部の国有林)で「AKAYAプロジェクト」をはじめて、今年で9年目となります。この間、AKAYAプロジェクトでは、赤谷の森をより豊かな森とするために、スギやカラマツの人工林を自然林に復元するための取り組みや、渓流の連続性の回復と安全性の確保を両立するための取り組みを進めてきました。これらは、全国的にも注目を集め、毎年視察の方も訪れています。

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↑2011年に小出俣に設定したスギ人工林をブナ・ミズナラの自然林に復元するための試験地

 この度、地域の皆様にこれらの取り組みをより深くご理解頂きたく、2回の現地説明会を開催する事に致しました。1回目となる今回は、人工林を自然林に復元する取り組みについて、ご紹介します。また、現地説明会にあわせて、当プロジェクトの取り組みを地域の皆様にどう活用していただけるかなどについて、意見交換の時間も予定しています。

日時:2012年10月1日(月)13:15-16:30
対象:主にみなかみ町民
集合:13:15 小出俣林道入口(川古温泉浜屋旅館手前駐車スペース)
主催:AKAYAプロジェクト/後援:みなかみ町
内容:13:15開催挨拶~14:00現地説明~15:30意見交換会(浜屋旅館内)
他:・林道の移動には主催側で用意した車を利用します。
  ・現地説明では、林内を少し歩きながらご紹介いたします。
  ・ヤマビルがいます。長靴のご用意をお願いいたします。
   *ヒル除けはこちらでご用意します。
  ・雨天の場合は傘をお持ち下さい。プログラムを変更して開催致します。

お申込・お問合せ先:
公益財団法人日本自然保護協会 出島誠一(保護プロジェクト部)
TEL:03-3553-4107/FAX:03-3553-0139
Email:akaya@nacsj.or.jp


9月赤谷の日に参加された皆様お疲れさまでした。
赤谷の日ご報告です。

 1日目は中澤利根沼田森林管理署長に講師をお願いして「人工林管理を学ぶ」を行いました。
間伐の前後と作業中の場所をうまく選んで頂き、作業中の角石林業の方々にもご配慮頂き、実際の現場で重機の活躍ぶりを見ることもできました。参加されて皆さんは、かなり貴重な時間になったのではないかと思います。中澤署長の解説が分かり易く聞きやすいと大変評判でした。本当にありがとうございました。

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Photo:takemura


2日目は、ホンドテンモニタリング、木の実豊凶調査、南ヶ谷湿地保全をチーム別に行いました。人数が少なかったですので、テンモニは小出俣、豊凶調査は三国・ムタコのみを実施しています。

テンモニの小出俣でのサンプルは3つ。
内容物はサルナシ、イチゴ類、ノウサギ?と思われるものでした。
休憩した千曲平の川原で、カワネズミをかなりしっかり見ることができ、とてもラッキーでした。

木の実豊凶調査では、予想通りのブナの不作ぶり、チョッキリによるミズナラの未熟種子の落下などが報告されました。

南ヶ谷湿地では、降水量が少ないためやはり水位は低下が定点観測から報告されています。また、モリアオガエルは今年生まれの幼生が成育して上陸をはじめていたようです。


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クジャクチョウ(大峰):maeda

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ツバメシジミ(いきもの村):maeda

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カブトムシ(いきもの村):takemura

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モリアオガエル(南ヶ谷):takemura