すべての都道府県に調査地が配置されました！

全国の里山を100年間調査することを目指した事業「モニタリングサイト1000里地調査」では、5年ぶりに調査地（第４期サイト）を募集し、2018年4月に約80カ所の新しい調査地が決定しました。これまで調査地のなかった秋田県や香川県、宮崎県などに新しく増え、すべての都道府県に調査地が配置されました。

新しい調査地には、長年活動されてきた指導員の皆様や、地域の自然資源を大切に思う企業の方々が参加されるなど特徴的な活動をされているところが数多くあります。さらに従来から引き続き調査に参加している調査地も140カ所以上あり、長いところでは調査を開始して10年以上となるところもあります。

今年度から全国237カ所、239団体の協力により11年目の全国調査が開始されます。NACS-Jでは、この全国の里山の現場とのつながりを活かしながら、これからも里山の自然環境を守り継ぐ活動を実現していきたいと思います。今後、調査講習会などのイベントも全国で実施していく予定です。“市民調査”に関心のある方は、お近くで開催の調査講習会にぜひご参加ください。

▲第４期サイト分布図