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2018.01.01(2017.12.25 更新)

自然豊かなやんばるにヘリ墜落

解説

専門度:専門度3

ヘリの墜落現場。ヘリ墜落現場である牧草地の持ち主のご自宅屋上から撮影。

テーマ:生息環境保全

フィールド:

2017年10月11日沖縄県東村高江にて、米軍の大型ヘリが墜落したと報じられました。

事故現場の高江付近には、米軍北部訓練場の約半分を返還する条件として、6カ所のヘリコプター着陸帯が建設されました。この地域は絶滅危惧種や希少種の宝庫である生物多様性豊かな場所であり、特別天然記念物のノグチゲラが営巣し、リュウキュウウラボシシジミやリュウキュウウラナミジャノメなどの希少な昆虫類も多く生息することが知られています。

今回の事故現場はやんばる(沖縄島北部)の世界自然遺産推薦区域に含まれてはいないものの隣接しています。日本政府は世界自然遺産にふさわしい生物多様性を保全できる管理体制を整備すべきです。

ヘリが落ちた日から10日間にわたり、世界自然遺産登録に向けてIUCNから専門家が訪れ現地調査が行われました。現地調査に来たIUCN専門家の「遺産の推薦地だけではなく、地域全体としての保全が重要」という言葉が重くのしかかります。

 

担当者から一言

保護室 安部真理子
やんばるが世界自然遺産に登録されるかどうかは、今年の夏に決まります。
ご注目ください。

 

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